新潟市で市民団体「みんなで決める会」が発足

柏崎刈羽原発の再稼働を巡って住民投票を実施しようという活動が本格化している。今月8日には新潟市中央区で市民団体「みんなで決める会」が発足。住民投票の実施には、地方自治法で県内有権者数の50分の1に当たる約4万人の署名が必要。同会は29日、同区の公民館で署名を集める受任者を募るための説明会を開催した。
 同会は、福島第1原発事故を受けて昨秋ごろから原発や住民投票などについて勉強会を開いていた有志が、柏崎刈羽原発の再稼働の是非を住民投票で問おうと発足した。5月1日には同区川岸町に事務所を開設、ホームページも作成する予定。
 説明会には約20人が参加。同市西区、会社員、田中しのぶさん(53)は「政府は有権者の声を無視して再稼働を許そうとしている。民主主義の原点である住民投票で私たちの声を届けたい」と意気込む。
 同会のメンバーである近美千代さん(52)は「住民投票は、これまで原発がどうあるべきかなどを考えたことの無い人々にも、問題意識を持つための機会になる」と話した。

 同会では7月1日にも署名収集を開始する予定で、受任者や賛同人を募るなど準備を進めている。必要な約4万人分の署名が集まり次第、県選挙管理委員会に提出する予定。【塚本恒】

毎日JPより

2012年5月1日 | コメント/トラックバック(2) |

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コメント

  1. 小倉 健 より:

    私は新潟市の市民ですが
    現在、福島県内で震災復興の仕事を行っています。

    原発事故収束に向けての仕事に関わりたいと努力していますが
    未だに中間貯蔵施設の決定が出来ていない等の問題で
    思うようには行ってません。

    原発問題は主権者で有る国民が判断するべきです
    是非、新潟市(県)の国民投票が実現出来る様願ってい居ます。

  2. pine 丸山 豊 より:

    署名集めのお手伝いを、やらせていただきたいと考えています。


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