公開討論会、模擬「原発」国民投票を行いました。

 去る6月23日、みんなで決めよう「原発」国民投票総会および「原発Yes or No?公開討論会」を開催しました。⇒総会の模様はこちら
 
 このページの目次:
原発Yes or No?公開討論会
模擬「原発」国民投票
模擬「原発」国民投票の結果
討論会場でのアンケート
 

・原発Yes or No?公開討論会
 
国民投票を想定した「原発」の是非を論じ合う公開討論会です。賛否両派の論客が揃って登壇しました。
公開討論会の登壇者は以下の方々。限られた時間の中で熱い議論を戦わせていだきました。
 
【「原発」容認派】
小宮山涼一(東京大学 大学院工学系研究科 原子力国際専攻助教)
高木直行(東京都市大学 原子力安全工学科教授)
柘植綾夫(日本工学会会長、前芝浦工業大学学長、日本学術会議連携会員)
澤田哲生(東京工業大学 原子炉工学研究所エネルギー工学部門助教)

【「原発」反対派】
菅 直人(前内閣総理大臣)
宮台真司(社会学者、首都大学東京教授)
マエキタミヤコ(グリーンアクティブ 発起人)
 

公開討論会全景


当日受付。立ち見でも構わないと言って並んでくださっているみなさん。


 

・模擬「原発」国民投票
 
 また、討論会終了後には会場で、想定される「原発」国民投票の質問項目での模擬投票を行いました。ネットでもご覧のページで23日20:00~24日21:00から投票を受け付けました。
 質問項目は以下の通りです。
 

 
(解説)投票者は、まず、「認める」のか「認めない」のかを選びます。そのあと、「認める」を選んだ人は、AもしくはBを選択し、「認めない」を選んだ人は、CもしくはDを選択します。行政府や立法府が国民投票の結果として尊重しなければならないのは、ABCDの中で最も多数の票を得たものではなく、「認める」あるいは「認めない」で多数票を得たほうの中の2段階目の選択で多数を得たものになります。詳しくはこちら ⇒ 国民投票が実現した場合の設問(第4次市民案・素案)
 
 

・模擬「原発」国民投票の結果
 
 投票結果は以下の通りです(有効投票数971票)。
 
・稼働を認める (投票数44)
 A 現在ある原子力発電所に限って稼働を認める (投票数18)
 B 新規建設される原子力発電所についても稼働を認める (投票数26)
・稼働を認めない (投票数927)
 C 即刻(遅くとも半年以内)、すべての原子力発電所を廃止する (投票数733)
 D 段階的に廃止していき、10年以内にすべての原子力発電所を廃止する (投票数194)

 
 結果はまず最初の設問で多数を得た「稼働を認めない」となりました。そしてその内容はC、Dのうち多数を得た方、すなわち「即刻(遅くとも半年以内)、すべての原子力発電所を廃止する」となりました。
 
 
 なお、会場/ネット投票の有効投票数はそれぞれ228(無効4)、743で、内訳は以下の通りです。(会=会場、ネ=ネット)
・稼働を認める (投票数 会11/ネ33)
 A 現在ある原子力発電所に限って稼働を認める (投票数 会4/ネ14)
 B 新規建設される原子力発電所についても稼働を認める (投票数 会7/ネ19)
・稼働を認めない (投票数 会217/ネ710)
 C 即刻(遅くとも半年以内)、すべての原子力発電所を廃止する (投票数 会160/ネ573)
 D 段階的に廃止していき、10年以内にすべての原子力発電所を廃止する (投票数 会57/ネ137)
 
 模擬投票への投票、ありがとうございました。
 今回の討論会や模擬投票が、少しでも皆様の中で「原発」国民投票の具体的なイメージに結びつくことを願います。
 
 

・討論会場でのアンケート結果
 
 約260名の参加者のみなさんのうち、230名を超える方々が熱心にアンケートに回答してくださいました。その一部を抜粋してご紹介します。
 
Q1.今日の公開討論会についての感想をお聞かせください。(pdf 119KB)
Q2.公開討論会終了後、原発稼働の是非(国民投票の選択肢)について、ご自身の意見に変化はありましたか?また、変化した理由、変化しなかった理由をお教えください。(pdf 97KB)

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コメント

  1. akimano より:

    原子力のリスク、そんなリスクは個人の趣味の範囲でやっていて欲しい。それを、国単位、世界単位でやっていい訳があるか? あんたの趣味で、あんたが何も出来ない事が起こるのだよ。趣味を大多数の人間を巻き込むな。

  2. ameni_n@yahoo.co.jp より:

    お疲れ様でした。大変勉強になりました。

  3. くりす より:

    推進派は原発事故がなかったように語っていたが、従前の論陣をはるのではなく、新しい思考ができないのか?それでか科学者といえるのか?
    50年近く開発して、後処理もできない技術は負けを認める時期にあると思う。
    今後は廃炉技術にシフトしてほしい。
    ガソリン価格高騰の話も出たが、今回の東電批判と同じようにメディアスポンサーのエネルギー会社への遠慮した構造と変わりない。
    そのような情報を国民の前にさらけ出すことで、国民が判断し投票ができる環境にはやくなってほしい。

  4. 黒澤 紀子 より:

    何よりこの様な討論会を、一般のマスコミで流されて誰もが

    電気について多くの情報をもとに考え、話せる事が大事だと思います。

    マスコミも政・官・学・と同じもしくはそれ以上の責任を感じて

    報道して欲しい。

    もちろん自分も含め声を上げない事でこれ以上加害者になりたくない。

  5. 黒澤 紀子 より:

    何よりこの様な討論会を、一般のマスコミで流されて誰もが

    電気について多くの情報をもとに考え、話せる事が大事だと思います。

    マスコミも政・官・学・と同じもしくはそれ以上の責任を感じて

    報道して欲しい。

    もちろん自分も含め声を上げない事でこれ以上加害者になりたくない。

  6. 今井信男 より:

    推進派が一人でも私が責任を取ると言ってくれたら認めてあげたけど・・・自分が負えないリスクを推進させようとする感覚を疑うね。

    でも推進の立場で出てきた彼らは良心的。つるしあげられるのを分かっていて意見を言ってくれた。

    コンセンサス会議の時は、はたして拍手は有なのだろうか? 

  7. 太田武人 より:

    放射性廃棄物の処理は、世界的にまだどこの国でも確立されていないにも関わらず見切り発車で原子力は利用されて続けている。
    そして、一端事故が起きればその国だけの問題ではなく、人類規模・地球生命規模で影響を受ける。
    それを人間の自分勝手な「経済至上主義」で、事故が起きて自らが滅びの道に片足を突っ込んで尚止める事ができない。
    我々に今一番必要な事は、半ば自虐的に【原子力という劇薬】を飲み続ける事では無く、劇薬を止める勇気と「もし〜できるとしたら?」と自らの可能性を信じ続け、考え続ける事ではないだろうか!

  8. やまと より:

    原発は確かに発電効率は良いですが、緊急事態時で制御が利かなくなるようでは使用出来るものでは無いと思います。
    例をあげると、車の場合、ブレーキが利かない車を走らせて良いのでしょうか?

    • 藤津 より:

      発電効率は悪いです。
      発熱量全体の70%は環境に捨てています。
      核のエネルギーなので原料の単位質量当たりでは
      化学反応よりも桁違いに大量の発熱が得られますが、
      無駄です。
      排熱や放射能汚染による被害が甚大なので、
      原発労働や医療コスト、耕作放棄など
      人間のスケールで考えればマイナスになると思います。

    • Zoo より:

      やまとさん
      初めまして!
      やまとさんのご意見に対しての見解です。

      >原発は確かに発電効率は良い

      原発の発電効率は他の電源に対して良いとは言えないと思います。
      原発の熱エネルギーで電気に変換されるのは30%で、残りの70%が
      廃熱として空気や海水を温めているという計算結果があります。
      さらに火力での変換効率は40~45%、水力は80~90%、
      風力で60%、太陽光でも40%ですので、原子力が有利とは
      言えないと思います。

      もし、発電単価のことを仰っているとしても、現状、公式に発表
      されている発電単価は推進派に有利なように歪められて計算されて
      いるようです。
      電力会社の過去の有価証券報告書から発電単価を計算すると、火力と
      原子力はほとんど大差なく、夜間の原子力の余剰電力を使用する
      揚水発電を含めると少し原子力の発電単価のほうが火力を上回る
      結果となります。
      さらに有価証券報告書で報告されている原子力の原価には、再処理
      にかかわるバックエンド費用の一部が対象外となっており、すべての
      バックエンド費用を原子力の原価に含めると原子力発電の発電単価は
      火力をはるかに上回る結果となります。

      いずれにしても原子力が効率が良いという論理には根拠がないと
      私は思います。

  9. nuclear-pro より:

    ナチスの扇動者の如くの発言をされる、某社会学者のパネリストを始め反対派の方々の議論はほとんど感情的で明確な根拠があると思えない。一般市民であれば当然思想の自由が許されているので、例え間違っていても何を考えて発言しても許されると思います。でも、管さんの様な責任ある立場の政治家が、国家の最重要事項の一つであるエネルギー確保について、希望的観測に基づく将来予測を根拠に、政策に関わる判断をしたり、発言するのは許されないと思う。正に反対派の方が言われていた、万一の想定外の事象への対策の必要性は、今後再生可能エネルギーが経済性も含めて期待通りのSustainability(持続発展性)を担えるかどうかを考える際にも考慮すべきでしょう。少なくとも国政を担う方々は、再生可能エネルギー開発の失敗の可能性(個人的にはかなり高いと考える)も考慮して、複数の現実的な選択肢を持つ政策決定をすべき。ドイツは仏の原発で作った電気の輸入なしには、現在(恐らく将来も)の暮らしは成り立たないはず。

    • Zoo より:

      nuclear-proさん

      コメントの内容について意見を述べさせていただきます。

      >ドイツは仏の原発で作った電気の輸入なしには、現在(恐らく将来も)の暮らしは成り立たないはず。

      この部分ですが、大寒波による電力不足でフランスも電力が不足しており
      一時的にドイツから電力を輸入したということも報道されています。
      つまりフランスもドイツもどちらも電力に余裕はないのだと思います。

      一方的にドイツはフランスからの電力輸入がなければ生活が成り立たない
      「はず」とコメントする前に、一度ご自分でよく調べられたほうがいいと
      思います。

      • nuclear-pro より:

        Zooさん、コメントを読んで頂きありがとうございます。
        一部TVや雑誌で得た情報に基づいて書いてしまいました。
        御指摘の通り、ドイツは全体でみれば輸入超過のようですが、例えば下記のサイトの情報(*)の通り、原発を重視している、仏とチェコとの関係では電力輸入超過の様です。かと言って、それらが無いと即生活がなりたたないかどうかは、今後の推移を見ることが必要ですね。一方で、この所ドイツの電力輸入量が急激に増えているとの海外プレス情報もありました。
        (*) ==> http://www3.ocn.ne.jp/~elbe/kiso/atomdata03.html

    • nnoguci より:

      nuclear-proさん
      >国家の最重要事項の一つであるエネルギー確保について、希望的観測に基づく将来予測を根拠に、政策に関わる判断をしたり、発言するのは許されないと思う。

      まさしく!。今行われようとする原発を起動・再稼動させる事こそ、Fukushimaの事故を起こしたこれまで同様に安全だろうという希望的な想定(観測?)の元に行われようとしているのでは?!。

  10. minebuki より:

    原発のない新しい明るい豊かな未来。地球上の生命の一種人間。医療関係は心配ですが日本人ならできる!!いろいろな角度からの見解ありますが、原発をなくして人間としての足るを知る。これからの生き道だと思う。受身ですが、この時代にうまれた機会、未来にバトンを渡すために僕は我慢できます。心ある人に先頭にたって欲しい!!

  11. 真田 より:

    >ドイツは仏の原発で作った電気の輸入なしには、現在(恐らく将来も)の暮らしは成り立たないはず。
    http://59665.diarynote.jp/201203180306243934/
    http://plaza.rakuten.co.jp/relayer2011/diary/201202200000/

    >国家の最重要事項の一つであるエネルギー確保について、希望的観測に基づく将来予測を根拠に、政策に関わる判断をしたり、発言するのは許されないと思う。
    はい、全くその通りですね。

  12. 残念な理論構築 より:

    この期に及んで「原子力発電はCO2の排出量を抑える事が出来る」との高木氏の発言は噴飯ものだった(質問者からの指摘もあったが)。
    当の原子力村さえ「発電時に限って」と断り書きをしている通り、原子力発電がトータル(使用済み燃料の海外企業への再処理委託まで含む)のCO2排出量は火力を遥かに凌ぐものであることは最早かなり広く知られている事実。
    原子力村さえそのままでは恥ずかしくて使えない理論を持ち出して来て、人々を騙そうとする度胸は天晴れw

    CO2排出量云々についても「温暖化詐欺」という言葉がもてはやされ初めているのを高木氏はご存知ないのであろうか?
    昨今の豪雨竜巻などによる日本国内の天候災害被害について、温暖化が原因であるとの見方をされる方も多数いるであろうが、これらの原因は日本列島周辺の海水温度の急激な上昇が原因になっているとの見解もある。
    「やっぱり温暖化が原因じゃないか」と言われそうだが、果たしてそうか?
    少し考えれば分かること。
    「海水温め機」としての原発が、いままでどれだけ日本列島周辺の海水温を押し上げてきたのか…?
    原子力を使い続ける上でのリスク試算の際には、天候災害による被害額も是非計上して頂きたい。

  13. あや より:

    福島の事故を見て、再稼動をすると言う事自体が人間として根本的に間違っていると思います。
    日本は豊かになりましたが、弊害としてモンスターを沢山生み出してしまいました。再稼動がその弊害の結果です。
    今、日本は軌道修正しなければなりません。福島の事故がそれを教えてくれています。今度事故を起こしたら、日本は世界への加害者になります。
    賢者は歴史に学ぶ。愚者は経験に学ぶ。同じ事を繰り返す愚者にはなってはいけないと思います。

  14. はてな より:

    投票の選択肢があまりにも恣意的で、「反原発運動屋が自分の都合のいい結論に導こうとしている」のが丸見えでアホらしい。国民投票など不要だが、かりに実施するとしたら、その選択肢自体をまず国民投票で決める必要があるね。

    • nnoguci より:

      賛成!!。先ずは、日本の国民投票制度をつくろう!!

    • ひろみ より:

      あなたも選択肢づくりに関わってみてはいかがですか?
      ここにあなたの選択肢案を挙げられれば、建設的だと思います。

  15. toshi より:

    原発容認の人は必ず、原発に変わるものがあるのかと言ってくる。さらに、原発が無くては経済が成り立たないと言う。わが国にはすでに地球のエネルギー問題を解決してしまうほどの技術がすでにあります。さらに、原発をやめることにより経済は活性化する。まず、発送電を分離し、原発廃炉の方向へ舵を切ること、その上で原発立地自治体へ、原発一基に対し最新火力(LNGコンバインドなど)2基を早急に建設する。その上で、再生可能エネルギーを普及させる。そして同時にマグネシウムの精錬設備を整える。最終的には、ガスや石油を燃やしていた、火力発電でマグネシウムを燃やし発電し、ベースエネルギーとする。これを言うと、CO2はどうするのだと言う人がいる。マグネシウムはCO2排出量0です。原発に変わるものが無いと言っている人は無知です。 現人類の技術力では、核反応は制御できません。やめるべきです。

  16. (-"-;) より:

    そうなんですよね。核分裂によって得られる熱源の100%を電気に変えられる仕組みが有るのなら、推進派の方の意見にも耳を貸そうと思えるのですが。

  17. う~ん より:

    マグネシウム発電は、矢部教授が「2025年までには実現したい」と言っていますが、10年以上先ですね。

    あと毒性について心配する意見も他で見たのですが、まだ安全性の実証実験が行われる段階でもなさそうですし、少しずつ実現性を試していっている段階のように感じます。

  18. 黒川健太郎 より:

    はじめましてこんにちは。原子力発電の再稼動について皆様に私なりの考えを聞いていただき、反対の方もきっと多いと思いますが、反対でもかまいませんのでご意見を聞かせてください。私のコメントの表現に少々、きついところがあるのは、ご容赦ください。
    もしだれかを傷つけてしまったとしたら本意ではありません。そういう性格かもしれません。
    以前他で書いた内容ですが、多くの日本人は今「恐怖心のコントロール」が出来ておりません。普段、仕事や日常生活のなかできちんと物事を判断できている方々でも、恐怖心にとりつかれて、判断のバランスを崩し、結果偏った決断を強行する傾向があります。
    本来、女性はリスクのコントロールが、男性より上手な場合が多いです。例えば、株取引、FXなどにおいても、根拠不明の自信から出発してよく失敗する男性が多いのですが、女性の場合、目に見える数字のみを追求する姿勢、感度の良さから優秀なトレーダーになる女性が多くいます。しかしながら、どうでしょうか、あくまでもその方がお金持ちで、少々の損ならあくまで後から取り返せるという安心感で取引する場合、巨額の資金とはいえあくまで組織の資金であり、個人として責任はなく、あくまで会社員として自身の能力を発揮する場合。いずれも、判断力のバランスがよく、能力と情報力、資金と少々の運があれば成功しやすいと思います。
    しかしこれが、1、2回の取引で、自身の生命や財産の全て、なにより愛する家族の安全が左右されるとしたらどうでしょうか?
    正直、1歩も身動きが取れず、まったく判断できなくなると思います。
    そして、原発を全て廃止せよとの強硬意見に傾く。
    こういう方に説明しようとしてもうまくいかないことが多いのですが、客観的なデータだけではだめだと思っています。また賛成と反対でなかなか、意見を交換できる箇所が見つからないものでして。不愉快な思いをさせたら申し訳ありません。
    私としては、ひとまず再稼働し、経済的に無理にない範囲内で少しずつ自然エネルギーを推進するべきと思っています。私もこの件で大した知識も持ち合わせていませんが、ツイッターなどを利用しての拡散は極端になりやすく、政治的に新しい価値があるものですが、ただ量が多ければ正確というものでもありません。
    もしこれが、反朝鮮、反中国問題だったとしたらどうでしょうか?自分たちがなにもやっているのか考えて賢明なご判断をなさってください。
    相対的に考えてください。自然エネルギーのみ、原発のみという議論では経済は成り立ちません。
    経済よりも命がどうのでは、世の中を納得させ、現実に反映させることはできません。
    まずは落ち着き、少しずつでも推進できるように、ご自身の意見が現実に反映できるように、がんばってみてください。安全な生活を追求したいのは私も皆様と同様です。
    もうすぐ再稼働しますが、今回の反省を活かし、より良い未来が開けることを願っています。
    お互いに意見は違いますが、がんばりましょう。

  19. より:

    私は現状では原発は維持した方が良いと思っています。
    脱原発の方向で、具体的な電力供給の計画を立てている専門家は居るんでしょうか?
    「CO2排出量は・・・」とか「発電効率は・・・」とか部分的なことをあげつらって言い争うだけでは判断のしようがないです。
    具体的な計画vs計画の議論が欲しい。

  20. はてな より:

    原発「国民投票」を煽っている連中は、憲法改正国民投票法には大反対運動に狂奔していた輩とかぶっているようだけど、矛盾を感じないのかなぁ?

  21. 自営業者 より:

    正直申し上げて理論も知識も無いままコメントしてます。
    不愉快であればスルー願います。
    どんなに安全をうたっても、そんなものは世の中にないと思います。
    単純に、嫌です。
    もし、自分の住む近所に原発が在ったらと思うと、ゾッとします。
    放射能の怖さを一番良く知っている国民だと思ってますが、何故、推進するのか判りません。推進派の方は自宅の近所に原発を建てられますか?
    原発があるおかげで、潤う方、生計を立てる方もいらっると思いますが、そこに原発に替わるものがあっても同様になるのでは?
    日本の技術が優れているかも知れません。
    今後、アフリカの各地に原発誘致という話も聞きました。
    もし、朝鮮半島から北の東側、日本海に面して多数の原発が並んでいたなら・・・安心できません。
    今回、福島原発の汚染はどこまで広がっているのか?
    東側が広い太平洋だから、諸外国はまだ大人しいのでは?
    原子力に対して、率先してNOを言うのが日本。であって欲しいと私は思います。
    これを機会に、安全なエネルギー政策を日本の技術で実現して欲しい。

  22. はてな より:

    > どんなに安全をうたっても、そんなものは世の中にないと思います。

    その通りです。火力発電も水力発電も、あるいは「再生可能エネルギー」と言われる風力発電も地熱発電も、絶対安全なんてありえません。どうしましょうかねぇ?

  23. かよこ より:

    東電・関電の株主へ。
    大株主である金融機関は己の資産保持より我が子の将来に
    思いを馳せて頂きたいです。
    来年の総会では「原子力発電はNO」と唱えてくれることを切望します。
    できれば、臨時総会で!!

    そして経済産業省の大臣を古賀さんにお願いしたいです。

  24. 無知者 より:

     単純にどちらか問われれば、ない方がいいでしょう。
     但し、どのような計画を持って、廃止に動くかという計画性もないまま「廃止!」「反対!」を謳うのは嫌悪感を抱きます。

     近所に原発があったらゾっとする発言が別コメでありましたが、放射能被害を受けた人や原発県の人に面と向かって言えますか?

     原発をなくすとしたら、計画的に老朽化の進んだ原発の解体から始めなければならないでしょう。もちろん、それと同時に原発に匹敵するぐらいの発電施設を併せて、廃止した原発地区に建設も求められるでしょう。
     その計画もなしに止めただけでは、既存の原発はどうなるでしょう?人の手が入らなくなった危険施設は封鎖のままそこに放置しますか?
     解体するときにできた核廃棄物はどうしますか?経済的に劣る他国にお金で譲りますか?

     賛成・反対ではなく、まず核廃棄物を国内のどこで処理していくかを決めることが先決ではないでしょうか。沖縄基地以上に難しいでしょう、10年以上かかるでしょうが、どこかの無人島でも近隣の漁師中心に大反対でしょう。
     その場所ができるまで、原発は継続的に動かし(耐年を超えたものは別)、その間に原発に代わる安定供給の方法を開発&建設、そして段階的に原発を縮小していくというのが私の考えです。(構想50年以上w)

     何故、廃止するなら危険なものをすぐに排除しないのか?今、原発廃止論者は、打ちたての鉄のように熱く廃止を言いますが、10年20年熱く活動できる人は何人いるでしょう?今、危険を排除すれば、福島の被害者も封鎖した原発県の原発もほとんどの人は忘れていくでしょう。我々の無関心が招いた原発事故の責任を国民全員で共有すると考え、リスクを負ってより良い方向に全体で歩むことが望ましいと思います。

    長々しくごめんなさい。

     


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