リレーメッセージ「第2回 吉原 毅(城南信用金庫 理事長)」

吉原 毅(城南信用金庫理事長)

吉原 毅(よしわら つよし)
1955年生まれ。城南信用金庫理事長。1977年慶應義塾大学経済学部卒、同年城南信用金庫入職。1996年常務理事・市場本部長、その後、事務本部長、業務本部長を歴任し、2006年副理事長、2010年理事長

当会の著名賛同人からのメッセージをリレー形式で紹介する当コーナー。第2回目となる今回は、城南信用金庫の吉原毅理事長のメッセージを紹介します。

城南信用金庫は、福島第一原発の事故の直後に「脱原発宣言」を行っています。

城南信用金庫の脱原発に関する活動については、同信用金庫HPの「原発に頼らない安心できる社会をめざして」をご覧ください。

また、通販生活のホームページに「読み物:落合恵子の深呼吸対談:吉原毅さんの巻」が掲載されています。城南信用金庫が脱原発宣言をした理由や、脱原発に向けた具体的な活動について、吉原氏が語っています。



かけがえのない故郷、国土を失い、子供たちの
未来に重大な影響を与えるという、とりかえし
のつかない事故を起こしながら、そして、いま
だに事故の原因究明が行われていないにもかか
わらず、何ものかにとりつかれたように原発再
稼働をすすめようとする政府の行動は、国民と
してとても理解できません。


電気が足りないならば、安全でクリーンで、わ
ずか数ヶ月で設置稼働できるガスコンバインド
発電を導入すべきです。電力会社がそれをしな
いなら、国や県、市が発電設備を購入すればよ
い。そうすれば原発など全くいりません。


国民投票などしなくても、そもそも原発再稼働
は不要なのです。しかし、政治が動かないなら
ば、「原発はいらない」という正しい意見を示
すために、国民投票には大きな意味があると思
います。


国民の総意を結集し、「原発を即刻ゼロにする
ための国民投票」をぜひ実現いたしましょう。


城南信用金庫 理事長 吉原 毅

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コメント

  1. ガスコンバインド発電を導入すべきです。
    と吉原さんは仰います。
    しかしこれって、家庭用でしょうか?
    家庭用はやはりPPSがネックなのでは?!
    わたくしは9月からの東電値上に際し、怒り心頭に達しています。
    冷蔵庫を使うのをやめるかと悩みましたが、まだまだ暑いし、
    生ものの保存が利かず、その度に買うという効率の悪さも鑑みると、
    とても出来ずに断念しました。
    皆さん,良いお知恵を貸して頂けますか???
    1円不払やアンペアダウンはやっていて、もう1ランク下げることも視野に入れています。

  2. nnoguci より:

    国自身が行ったエネルギーへの国民の意見徴収「2030年の原発依存」の結果を、それこそが偏った民間の新聞メディアなどの調査結果を持ち出して自身の行った調査結果を「偏った意見」として、原発の延命を図ろうとしている。
    真に国民の民意を知ろうとするのであれば、「国民投票」を実施すればよいのだ。

  3. 松原吉雄 より:

    ご意見のガスコンバインド発電も、孫さんのメガソーラーも、ほかならぬ東電も絡んだ大規模風力も、みんな大規模発電です。原発に反対する少なからぬ人たちが、代替発電を産業として論ずることに、とても違和感があります。何十万キロワットもの大規模発電をするということ、それは地球が何千万年も何億年もかけて蓄積した化石燃料をわずか数十・数百年で使い切るということであり、膨大な人工物がとらえる太陽光や風力による発電は、その構築物の自然破壊で行われるということでもあります。原発と比べて「よりまし」と考えることはできません。どちらもわたしたちの生活環境に良いはずがありません。
    のもとゆかりさんが杉田氏のメッセージに対したコメントで「江戸時代にもどってもいいとすら思う」と言っていますが、比喩としては同感します。成長神話からそろそろ脱却しましょう。


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