11/8 シンポジウム「環瀬戸内」原発住民投票に向けて

2013年11月8日(金)、”みんなで決めよう!上関・伊方原発 YES / NO
~「環瀬戸内」原発住民投票に向けて~
”と題したシンポジウムが
山口県周南市で開催されます。

主催は「環瀬戸内」原発住民投票準備会(仮称)です。
このイベントには、当会も「賛同」しております。ぜひご参集ください。

1108「環瀬戸内」原発住民投票イベントチラシ(PDF)

以下に、チラシからシンポジウムの内容を転載します。


 311福島原発事故以降、未だに原発事故収束の見通しも立たず、16万人もの避難者の帰還の
メドもつかないなか、国民の大多数は脱原発を望んでいます。その声は、収拾のつかない汚染
水問題や小泉前首相からの問題提起などでますます大きくなってきています。
 他方、昨年12月の政権交代後、政治は原発推進へと脱原発政策を反転させようとしており、
脱原発を望む民意と政治とのズレがますます大きくなろうとしています。
 そうした中、国のエネルギー基本計画の検討が進み、最初の再稼動が心配される伊方原発
と、国の新増設方針の焦点となる上関原発は、いずれも閉鎖海域でありながら自然豊かな瀬戸
内海に立地する原発であり、上関は安倍首相のお膝元でもあることから、今、焦点が当たりつ
つあります。
 これら2つの「環瀬戸内」原発に焦点を当てて、脱原発・エネルギー政策など国策の行方や
再稼動・新増設の是非を住民が自ら決める「県民投票」の可能性を含めて、これからの地方自
治や民主主義のあり方を議論いたします。

■開催概要
 日時:2013年11月8日(金)13時半開場 14時~17時
 場所:周南市民館 小ホール
 (周南市岐山通り1 . 4 電話0834-22-8650)
 主催:「環瀬戸内」原発住民投票準備会(仮称)
 入場料:500円
 賛同:みんなで決めよう「原発」国民投票
 連絡先:安藤公門(「環瀬戸内」原発住民投票準備会(仮称))
     080-6331-0960 ando-maipenrai★nifty.com
                  ★を@(半角)に変更してください。
■登壇者(敬称略)
宮台真司
今井 一
田中 優

小出裕章(メッセージ参加)

安藤公門・ 飯田哲也 「環瀬戸内」原発住民投票準備会(仮称)
上園昌武さん(島根大学教授、島根県民投票運動を代表して)
衣山弘人(広島・南相馬からの避難者)・ 吉田益子さん(徳島・吉野川可動堰運動)
草地大作(上関原発を建てさせない山口県民大集会実行委員会事務局長)
小松正幸・ 有友正本(「環瀬戸内」原発住民投票準備会(仮称) 愛媛側代表)
大分県(未定)、香川県(未定)、兵庫県(未定)

プログラム(敬称略)

■主催者挨拶:
 ・小松正幸(「環瀬戸内」原発住民投票準備会(仮称) 愛媛側代表)

■ミニ講演:(各15分)
 ・宮台真司「いまなぜ瀬戸内原発住民投票か?」(仮題)
 ・今井一「市民の良識が示される国内外の国民投票・住民投票」(仮題)
 ・田中優「市民が選ぶ未来のエネルギー」(仮題)

■「環瀬戸内」原発住民投票 応援パネル討論
 ・有友正本(「環瀬戸内」原発住民投票準備会(仮称) 愛媛)
 ・今井一([国民投票/住民投票]情報室 事務局長)
 ・上園昌武(島根大学教授、島根県民投票運動を代表して)
 ・衣山弘人(広島・南相馬からの避難者)
 ・草地大作(上関原発を建てさせない山口県民大集会実行委員会事務局長)
 ・田中優(岡山代表として)
 ・宮台真司(首都大学東京教授、みんなで決めよう「原発」国民投票代表)
 ・吉田益子(徳島・吉野川可動堰運動)
 コーディネータ:飯田哲也(「環瀬戸内」原発住民投票準備会(仮称))

■小出裕章さん応援メッセージの紹介
■主催者挨拶:安藤公門 「環瀬戸内」原発住民投票準備会(仮称) 山口側代表

※終了後、パネリスト全員で記者会見を予定しております。

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コメント

  1. 中村邦光 より:

    原子力エネルギーは、研究段階であり、実用化(利用)の段階ではないと思います。原発はすべて廃炉にし、それ以外の発電方法を開発・促進すべきです。

  2. 菅原 一晃 より:

    他の政策(消費税、健康保険制度等)と原発政策との違いは前者が賛成でも反対でもない=中立の立場を採ることも可能なのに対し、後者は中立あるいは傍観者的な立場を採り得ないこと、原発に対して明確に拒否しなければ推進を図る勢力=権力により、危険な再稼働・海外輸出がどんどん進められていくという点ダト思う。そのため推進側は将来的にエネルギー政策を策定する等として争点をぼかして中立的な立場を多数意見、世論と誘導すべくマスコミを利用しつつ現状の固定化、諸状況変化による原発推進支持期待を図っている。
    福島第一原発事故の原因究明もせず、廃炉への道筋も目途がつかない現状で再稼働をして大丈夫なのか?使用済み核燃料の管理を次世代以降に無責任に押し付けることが許されるのか?このような重大かつ緊急性の高い問題は国民が真摯に考え判断するのが望ましいのではないか?
    30年以上に亘り中国電力の上関原発に反対し非暴力反対運動を続けている祝島の皆様に心より敬意を表し、大会の成功を祈念(確信)しています。


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