松田公太議員(みんなの党)が参議院憲法審査会で「国民投票の対象拡大」を訴えました

10月22日に開催された参議院憲法審査会で、みんなの党の松田公太議員が、同党が過去に提出した原発国民投票法案にも言及しながら、「国民投票の対象拡大」を訴えました。松田議員は、参議院憲法審査会の幹事を務めています。ここでは、松田議員のブログおよび参議院憲法審査会の動画を紹介します。

●2014年10月31日付けの松田公太議員のブログより、関連部分を抜粋して掲載します。

松田公太 「私の憲法に関する意見表明」
http://ameblo.jp/koutamatsuda/entry-11946248741.html

“さらに、私が、非常に重要であると考えているのは、国民投票の対象拡大です。

これまでにみんなの党では「原発国民投票法案」や「国民投票型の首相公選制法案」(私が中心となり作成)を提出してきました。原発の在り方や首相の選定等、国の根本に関わる事項については、国民の多数意思を反映しなくてはいけないからです。

憲法前文に「主権が国民に存する」とされていることの意味です。

国会閉会中の7月1日、安倍総理は、集団的自衛権の行使容認を閣議決定しました。私は、自分の国際経験や日本の未来を考えた上で集団的自衛権には賛成をしておりますが、本音を申し上げると、悩んでいる部分も多々ありました。しかし、このように重大な岐路に直面して、悩まない国会議員がいたとしたら、私は、その方が怖いことだと思ってしまいます。

国民もこの問題について、もっと考え、もっと議論したかったと思います。そう考えると、今回の閣議決定はあまりにも拙速すぎたと言えます。

安倍内閣は、自民党内の反対勢力や公明党との調整には多くの時間と労力を費やした一方、国民に対する説明や説得が十分とは言えませんでした。NHKの 世論調査でも「十分な議論が行われた」と答えた人は1割にも満たなかったのです。主権者である国民をおろそかにしてしまったと言われても仕方がありません。

我々は、「国民の手に政治を奪還する」ことを目的に掲げ、国民本位の政治を目指しておりますので、このようなことは決して許容できません。いくら支持率が高い政権であったとしても、重要な政策については、メリットについても、最悪の事態を想定したデメリットについても十分に情報提供し、その上で国民にしっかりと判断してもらい、その結果を真摯に受け止める必要があるのです。”

●参議院インターネット審議中継のサイトでは、松田議員が発言をする動画が公開されています。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?ssp=17664&type=recorded

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