賛同人からのメッセージ集(1月分)

新しく賛同人登録された方々から
メッセージをいただいています。一部ご紹介させていただきます。

(会としては 原発「反対」または「賛成」を打ち出してはいません。
賛同人個々人が、それぞれの思いを抱いて運動に参加しています)

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私たち一人一人の選択が 平和を築くと信じています。
心から賛同いたします。ありがとうございます。
頑張って私たちの心を一つにまとめて大きな力としてください。
(神奈川県・Hさん)


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自民党が政権与党に返り咲いて、原発の今後はどうなっていくのでしょう?そもそも、エネルギー源として原子力を使うべきではなかったのです。国民がその本当の危険性を知らされることなく、エネルギー政策の一環として原子力発電を受け入れてしまったのは自民党政権の時代だったこと、忘れてはいけないと思います。福島の事故ではっきりしたはずです。核エネルギーは人間の手には負えないものだということ。しかも一旦走り出してしまうと核の廃棄物を出し続け、その処理にも手を焼く代物。永い未来にわたってそれを延々と背負い込んでいくしかない日本国民の覚悟はどの程度のものなのでしょうか?その間にまた東日本大震災のようなアクシデントがおこらないと言えますか?このまま時が経ったら薄れていき、忘れ去られる問題ではないと強く思います。原発の今後を考えるにつけ、国民が直接意思表示できる場が必要だと考えます。(東京都・Iさん)


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民意を反映できない選挙があり、その上で政治家がさまざまな事柄を勝手に決めてゆくのであれば、
今回の原発事故に関しても、政治家や官僚などがきっちりと責任を取るべきであると思います。
決めることはいろいろと国民の意思を無視して勝手に決めて、責任の所在をハッキリさせないのは、
民主主義でもなんでもありません。
国民の意見を国会に持っていく代議士という基本のありかたが実践できないのであれば、
国民投票によって決めるということもひとつの手段ではないでしょうか。
(海外・Nさん)


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どう考えても原発は今も未来も危険に変わりない。
しかし、恩恵を受けたことは確か。
だからこそ、今ここで不要な世界に舵を切らないといつ切るんだという大事なことを、
国民に決めさせて欲しい。
でないと国民はこの国にとって原発より不要な存在であることになるのでは?いないも同然。
(大阪府・Tさん)


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未来の子どもたちに負の遺産は残したくない
(福岡県・Tさん)


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原発はぜひなくしたい。
こんな大事なことは、みんなで決められた方がいい。
賛同します。
(東京都・Fさん)


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2012年末の大阪・十三セブンシアターでの大阪住民投票1周年イベントに参加し、
この運動の意義がよくわかりました。
(大阪府・Hさん)


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こういう活動に、非常に賛成します。
国民は責任を持って一票を投じる
事はこれからの日本人に必要な事ですよね。
(東京都・Mさん)


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安全ではない、しかも破断したら何百年も地球環境を元には戻せない代物。
そして自己に関して載せ金など誰も取れない代物を経済優先で残す。
更に廃棄物処理といっておいて、処理などせず保管するだけ。
これも下手をすれば環境を破壊する可能性が非常に高い。
化石燃料を使う方法でのエネルギー生産もCO2の問題などを含んでおり、
抜本的、根本的な解決は非常に困難だが、映画に出てくるような地球破滅を加速するような
エネルギー生産は非効率でもやめるべきだと考える。
(神奈川県・Mさん)


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4つの原子炉がメルトダウンするという未曾有の大事故を経験し、
これから計り知れない健康被害が心配される中、
一部をのぞいて原発に賛成する国民がいるなどとても思えません。
にもかかわらず、自民党はいかさま選挙によって圧勝し、推進政策をとろうとしています。
原発は、経済問題や領土問題より日本がまっさきに取り組まねばならない重大事です。
原発ほど国民投票が求められている問題はないと確信します。
よってここに賛同の意を表します。
(東京都・Mさん)


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賛成or反対、まずは意志を表明することからはじめたい
(東京都・Tさん)


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原子力発電は、ほんとうに必要か。
原子力発電を行うと、どのような良いことが有り、どのような悪いことがあるのか。
電気を発電する方法は、他に何があるのか。
また、今後どのような形で発電することが望ましいのか。
現実から離れない討論ではなく、理想を追い実現していくべく、討論、検討、研究を
していくことが必要ではないかと思います。
「無いほうがいいけど、無いと困る」なら、「無いほうがいいなら、なくても困らない」
方法を考えるのが、より建設出来ではないかと思います。
賛同させて頂きます。
(愛知県・Uさん)


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放射性廃棄物は悪魔の排泄物。
(神奈川県・Rさん)


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こういった活動は、一人一人が意識して多くの人が同時に声を
あげることが重要だと考えています。
ご協力できることがあれば
無理しない範囲で参加できればと思いますので、よろしくお願いいたします。
(東京都・Oさん)


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原発に限らず日本の首相も国民投票できるようになればいいなぁ!
(北海道・Hさん)


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63歳団塊の世代です。原発の恐ろしさ、放射能の恐ろしさをあまり考えずに
高度経済成長の波に流されてきました。
福島原発の事故でこんなにも恐ろしいものを許してきたんだと自責の念で一杯です。
自分の犯してきた過ちを子供達や孫達の世代に先送りすることなく、
私が生きているうちに原発をゼロにする、
今からすぐにゼロにして核のゴミをこれ以上作らない覚悟が必要だと考えています。
(千葉県・Kさん)


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積極的に応援させて頂きます。
薄れゆく原発事故、忘れ去られる放射能被害。
毎日の生活に追われていると、頭の片隅から消えつつあります。
「対岸の火事」と気にもしなくなったようです。
「人災」と断定されたのに、責任者は追求されず、のうのうとしてます。
「棄民政策」を阻止するため、参議院選挙までに何とかしたいです。
(北海道・Aさん)


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私は「経済よりも命」とは思いません。
経済学者でもあり、貧困をなくしたいと切に願う者なので「経済」は最重要です。
が、その「経済」の観点からも原発はもっとも浪費的で、あまりのコストを国民に負担させ続けています。
原発事故被害のコスト、ボランティアの労力、脱原発にかかる労力、核廃棄物処理の費用、
廃炉のコストなどなど、これらのものを国民は負担させられ続けています。
また、もう一点述べたいのは、「原子力ムラ」の御用学者は経済学者の中にもいるということです。
彼らは電力会社と結びつき、多額の研究費を受け取って、
電力会社に有利なコスト計算→電力価格決定の仕組みを作りました。
そして、その結果、原発建設地の反対運動を抑えるための暴力団やわいろまでを
コストとして計上することを可能としています。
ここは運動の圧力以外に脱原発を実現できる道はありません。
金曜日は今日も官邸前に行ってました。
安心して暮らせる社会を取り戻すために、この闘いを辞めるわけには行きません。
(東京都・Oさん)


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昨日国会議事堂前でスピーチをたくさん聞き、できることをしたいと思いました。
二度と福島の悲劇を繰り返さないために
(千葉県・Nさん)


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「危険だからという理由だけで原発反対を叫ぶ」事に反対です。
効率化優先のせわしい社会、消費者を見ない会社、無知な国民、物に溢れた社会…
日本が沈む原因の一つに、原発=効率の良いエネルギーがあると思います。
原発廃止をきっかけに、せわしい社会も変えたい。
私が国民投票に賛同する理由です。
(長野県・Oさん)


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今後の世界、よりニュートラルな考え方が必要になります。
原発があるなら良い、悪いではなく、自分で考える力を持つ為に賛同します。
(神奈川県・Wさん)


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国民の民意を決める、選挙よりも直接決めることのできるこの制度を実現させたいです。
(神奈川県・Eさん)


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自分達のことは、自分達で決めたい。
ただ、それだけ。
でも、そういう人いっぱいいると思う。
(東京都・Iさん)


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みんなで「原発」国民投票の活動に心からの賛同を表明します。
その表明の心ばかりの証しとして、ゆうちょ銀行への些少のカンパをさせていただきます。
今後益々のご活動の広がりを切に念じます。
(長崎県・Kさん)


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本日、私もはじめて長野市で、原発反対デモに参加し長野市民に声を張り上げて訴えてきました。
集英社新書「原発、いのち、日本人」を買い求め、黙っていることは容認することであり、
私の生き方が問われていることだと自覚を深めています。
2月に足尾銅山鉱毒事件に命をかけて闘った田中正造の「谷中学」に学び、
いま福島でおきていることは全く重なっています。
鉱毒事件と原発問題をからめて、長野市内で版画展示会とイベントを仲間で企画、準備をしています。
カンパする予定ですがもう少し時間を下さい。
(長野県・Mさん)


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集英社新書の「原発、いのち、日本人」を読んで参加しました。
本当に今行動しなければ、日本という国の歴史がなくなるかもしれないと思っています。
(茨城県・Sさん)


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地震国日本に原発は必要ありません。いえ有ってはなりません。
(茨城県・Sさん)


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早く、自然エネルギーに移行しましょう。
(香川県・Mさん)


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応援しています。
(海外在住・Yさん)


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原発に未来はないと思います。原発のない社会を心から願います。
(大分県・Aさん)


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飽きない、諦めない。
(新潟県・Iさん)


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福島は何も収束してません。
一日も早い全廃炉を!
原発、絶対いらない!
(東京都・Nさん)


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先の選挙の結果を見ると国民投票がいいのか、とも思いますが、私たちのことは私たちが決める。
反原発、脱原発の人をひとりでも増やしていきましょう。
(岐阜県・Sさん)


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原発立地地元だけではなく全日本、さらには周辺の国々、全世界の将来について
取り返し不能の影響を与えます。(すでに与えています)。
国民投票は反原発のうねりを広げるための道程のひとつと考えます。
(千葉県・Sさん)


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12月28日、年末の忙しい夜。
雨も降り寒い中で、がんばっている皆様にお会いし、元気をもらいました。
安倍首相は原発を推進していきます。
この国民投票を実施し、何としても原発を止めたいと思います。
(東京都・Tさん)


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今の選挙制度では、国民の意見…民意が反映されているとは、どう見ても思えません。
国民の生活に重大な影響を及ぼす項目については、国の代表の国会議員だけではなく、
国民全員の投票で決めるような制度がぜひ必要だと痛感しています。
国会議員だけに任せるわけにはいきません。原発ももちろん国民投票にしてほしいです。
(東京都(福島からの避難者)・Yさん)


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東日本大地震による発電所からの放射能の放出は、
世界中に放射能のゴミとしてまき散らしてしまいました。
「原発」に頼らずにやっていける方法を考えるべき。
(埼玉県・Sさん)


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民主主義は、可能な限り直接民主制を取るべき。
憲法違反で民意が反映されない選挙で選ばれた政治家に、全権委任をしたつもりはありません。
多くの国が住民投票、国民投票で原発の是非を問うているのに、
原発事故の当事国がそれをできないのでは恥ずかしい。
(東京都・Mさん)


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何としても国民投票を実現させましょう。
(神奈川県・Iさん)


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国は土地と住民で成り立っています。
その両方を害する原発は国を崩壊させます。
また、原発はエネルギー政策でなくて、核保有化政策だと思います。
みんなが早く原発=原爆製造に気づいて身体から血の気が引く思いをしてもらいたいです。
(宮城県・Kさん)


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原発反対、賛成派に別れて互いを罵倒し合うような議論ばかりが
ツイッター上でも著名な学者達の間でも巻き起こっています。
今必要なのはたたき合う事ではなく、お互いの主張をしっかり理解し
一人一人が考えてそれを形にすることだと思います。
放射能は自分達で防御できても
被災地の復興も再稼働もガレキも放射性廃棄物もエネルギーも
両者の意見が入り乱れていてるうちは遅れるだけです。
原子力政策が国策であるならば僕たち国民も必要どうか判断したい。
たくさんの人が同じ意識を持ち、自分の意見を持って欲しい。
空気とか流れは関係ありません。あるのは自分の意見です。
(東京都・Sさん)


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原発はいりません。
必要ありません。
いやなものはいやです。
ダメなものはだめです。
(東京都・Hさん)


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ひとつひとつ、すべてが個人の方々のご意見です。

賛同人のみなさま、メッセージをありがとうございます!

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代表就任のご挨拶 - 杉田敦(政治学者)

杉田 敦(政治学者、法政大学教授)

杉田 敦(すぎた あつし)
1959年生まれ。法政大学教授。政治学者。『デモクラシーの論じ方―論争の政治』(ちくま新書)、『境界線の政治学』『政治への想像力』(以上、岩波書店)ほか。

 
このほど、宮台真司さんと共同で代表をつとめることになりました。よろしくお願いします。


福島第1原発の事故が起こるまで、私は原子力の問題について、自分の問題としてきちんと考えていたとは言えません。新潟県巻町(当時)などの住民投票に関心をもち、直接投票の意義について政治学の立場から述べたりはしていましたが、自分が運動に加わることはありませんでした。


しかし、事故の衝撃の中で、原発災害の影響の大きさや、収拾するまでにかかる年月の長さを知り、そして放射性廃棄物の処理が解決不能であることなどを意識する中で、原子力発電の是非は、未来の社会のあり方を大きく左右する倫理的な問題であり、したがって、広く人びとが参加する形で議論され、決定されなければならないものだと強く思うようになりました。


さらに、この問題が、従来の政党政治の枠組みの中で十分に争点化されないものであり、したがって、選挙によって決着させるのが難しいことは、先日の総選挙でも、ますます明らかになっています。


事故発生から間もなく2年が経とうとする今日、福島の状況は依然として厳しいにもかかわらず、一部では、危機感の風化が進んでいるようです。しかし、単に「見ないふり」をするだけで問題が消えてくれるわけではないこと。それこそが、3・11の教訓ではないでしょうか。


直接投票にも、たしかに弊害はあります。しかし、選挙にも弊害はありますし、どんな制度にもそれぞれの得失があります。だからこそ、民意をよりよく反映するためには、さまざまな回路をうまく組み合わせなければならないのであり、それは実際、世界中で行われていることです。


これからの会の一層の発展のため、みなで議論を深めて行きましょう。

2013年2月16日 | コメント/トラックバック(2) |

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【310スタッフ募集のお知らせ】賛同人、署名者のみなさんへ(2013-2A)

《日本初! 3.10「原発」国民投票TOKYO APPEAL》
「原発」国民投票の実施を求めるデモ&集会の件

昨年末の総選挙で自民党政権が誕生しました。
そしてこの夏には、参議院選挙が行われます。

「原発」事故から丸2年。あの地球規模の事故を経験していながら、
果たして「原発」についての民意が政治に反映されているのか…、
もどかしい思いの方も多いと思います。

私たちは、そのような現状を打破し、
原発についてシングル・イシューで
国民の意思を正確に反映させるために、皆さんの思いを結集し、
「原発」国民投票の実現を目指して行きたいと思っております。

その一環としてこの度、来る3月10日に
日本初となる、「原発」国民投票の実施を求める街頭デモ、
そして大集会を開催致します。

このイベントを大成功させるため、
当会は、ボランティア・スタッフを募集しております。
是非、お力を貸してください。
*イベンのト詳細は、HPをご覧下さい。
http://gkokumintohyo.com/310demonstration

★310イベント・ボランティア・スタッフ募集のお知らせ★

下記の3つのボランティア・スタッフを募集しています。
是非、ご協力願います。
 (1)街頭デモスタッフ
 (2)大集会スタッフ
 (3)チラシを置いてくれるお店を探すスタッフ
 (4)前売りチケット販売スタッフ

(1)街頭デモスタッフ募集

 1)実行委員メンバー募集
  ⇒310の実施にむけた準備、手配をするメンバー
  ■4名~5名程度(週1回程度の打合せ)
   ・のぼり、横断幕などデモで使用するツールの制作、手配など
   ・デモ当日の搬入、運営管理
   (*デモ申請の手続きはすでに進めております)
 2)当日運営サポートメンバー(事前打合せ+当日参加)
  ■5名~7名程度
   ・街宣車の運転手、デモコールをする人、交通規制監督者など
   ・映像撮影担当 →19:00からの大集会で放映

(2)大集会スタッフ

 1)実行委員サポートメンバー
  ■10~20名程度(週1~2回打合せ/スカイプ参加も可)
   ・PR担当:店舗でのポスター掲出、
        チラシ設置などの協力店開拓と管理
        官邸前デモなどの場所でのチラシ配布部隊
        (特に3/9日・10日のデモ解散場所などでのPR)
   ・企画担当:会場内装飾、演出映像制作(スライドショーなど)
   ・前売チケット管理サポート
   ・当日搬入部隊

 2)当日運営スタッフメンバー
  ■30人~40人程度(事前打合せ+当日参加)
   ・ホール担当:チケット販売、物販(書籍)販売、カンパ担当など
   ・誘導担当:会場外誘導、ロビー誘導、会場内誘導
   ・ステージ担当:ステージ装飾、机などの移動他

(3)チラシを置いてくれるお店を探すスタッフ
  ■飲食店、雑貨店などにイベントのチラシを置いてもらい、
   一人でも多くの方にPRをしたいと思っています。
   *チラシは必要数を事務所から送付します。
   *置いてくれるお店が見つかったら、
    お店の情報を事務局にお知らせください。

(4)前売りチケット販売スタッフ
  ■ひとりでも多くの方の参加をお願いします。
   ・通し番号のついた前売チケットを10枚単位で
    お渡ししますので、その販売協力をお願いいたします。
   *10日に1回程度、販売状況のご報告をお願いします。
   *イベント実施数日前までに、販売したチケットの精算と
    残ったチケットの戻しをお願いいたします。
   *スタッフの方々もチケットの購入をお願いいたします。

★ご協力頂ける方へ
当会のメール( info@gkokumintohyo.com )に、
「3.10イベントスタッフ」という件名で、
氏名、メールアドレス、 協力頂ける担当を
記載し、お送りください。

多くの皆様のご協力をお願いいたします。

【ミーティング実施予定】

■街頭デモスタッフミーティング
 2月10日 18:00~ 赤坂事務所
 (毎週の定例予定です)

■大集会スタッフミーティング
 2月4日に実行委員会を開催いたしますので、
 おってご連絡させて頂きます。
 初回ミーティングは、2月8~10日頃を予定しております。

※スタッフミーティングの開催日時に関しましては、
イベントスタッフ協力を表明して下さった方々に
メールでのご案内させて頂きます。

以上、ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

ブルガリア「原発」国民投票・現地レポート(第8回) by しばけん

ブルガリア中央選挙管理委員会の最終報告

ブルガリア中央選挙管理委員会の最終報告

最終的な結果がブルガリアの中央選挙管理委員会から発表された。ブルガリア有権者が6,950,900人、そのうち投票人数は 1,405,463人 で投票率は20.20%、賛成が60.60%、反対が37.96%、無効1.436%という結果。前回の総選挙の投票人数に及ばなかったため法的拘束力は持たないが、20%を超えたため国民投票の結果が議会にかけられ、3ヶ月以内に審議されることになる。ちなみに20%を下回ると国民投票の不成立として、この結果は議会にもかからなくなる。投票率が20.20%なので首の皮一枚つながったという形になった。

ブルガリアの新聞記者ベセリン・ストイネフは去年の10月に行われたリトアニアの原発国民投票と今回のブルガリアの原発国民投票を比較して「考え無し、情報無し、恐れ無し」と批判した。

ブルガリアの新聞「ROAD」 「国民投票、考え無し、情報なし、」

ブルガリアの新聞「ROAD」
「国民投票、考え無し、情報なし、」

今回の原発国民投票はベレネの原発計画中止に反対して野党の社会党(BSP)が「ベレネ原発の建設を問う国民投票」を進めてきたものだが、与党の中道右派のGERBによって「新しい原発の建設の是非を問う国民投票」と変更され、コズロデュイのことなのかベレネのことなのか、それともそれ以外なのか…一体何について問われた国民投票だかわからなくなり、どう考えて投票していいのかわからないような状況で行われていた。次に、情報が行き渡っていない。新しい原発にはどれだけの予算が必要か、ブルガリアにはどれだけの電気が必要か、放射性廃棄物の処分はどうするのか…等の情報がほとんどの国民に知らされぬまま、情報が十分でない状況で行われた。更に、フクシマの現状や、チェルノブイリの悲惨な状況、そして、電力が足りなくなるのか…等。賛成派も反対派もこの原子力発電の深刻な問題点を意識することもなく、恐れがないままに、国民投票は行われてしまった。

リトアニアの国民投票の設問も「新規原発の是非」であったが、議論はビサギナス原発に焦点が絞られていた。そして、リトアニア人は「半年前から続く原発の論戦に飽きた」という人もいるほど議論されていて、原発をどうするかに関して、話を聞くと多くの人が自分の意見を持っていた。しかしブルガリアでは投票2,3日前になっても、どちらに投票するか、決めかねている人も多く「情報が足りないから判断できない」という人も多かった。実際に街頭アンケートで「今回の原発国民投票に反対」と答えた27人のうち19人は「もっと情報が行き渡ってから実施すべき。」を反対理由にあげている。

今回のブルガリアの国民投票は成功か失敗かと言えば。失敗だろう。設問は曖昧で、十分な情報が行き渡らず、議論も活発にならず、ボイコット運動も起こり、投票率も低かった。国民投票は万能ではない。やり方次第で、時間と情熱とお金に見合った結果が現れないかもしれない。しかし今回のブルガリアの国民投票でさえ、政治家の、原発や国民に対する意識を明らかにしたことは、今年の7月におこなわれる総選挙につながるだろう。そして伝統的な原発推進のブルガリアで、多くはないが、反対派の意見が求められたり、議論されたりしたことは、国民投票がなければ起こらなかった。


<<第7回


プロフィール
大芝健太郎 しばけん
26歳 フリーライター
「原発」国民投票賛同人
「原発」国民投票 調査団のメンバーとして
リトアニア国民投票も現地取材

月刊「社会運動」連載中
雑誌「NOU LIFE STYLE」他

Blog: http://shibaken612.blogspot.com
Twitter: https://twitter.com/shibaken612

2013年2月1日 | コメント/トラックバック(0) |

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