賛同人・署名者のみなさんへのご案内(2014-7B)

さっそくですが

みんなで決めよう「原発」国民投票の事務局から、

以下7点お知らせです。

■Topics
□ 活動報告・シンポジウム
「原子力政策をどう決めるか 福島原発事故をきっかけに」
□  各地のこれからの活動
□ 川内原発に関するパブコメの〆切は8月15日(金)必着です
□ HP更新・シェーナウ電力創立者にインタビュー
□ 「原発埼玉県民投票」の受任者説明会の予定
□ 指定廃棄物の処分や最終処分場についての問題
□ 6月30日現在の署名数・賛同人数

 

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◆活動報告・シンポジウム
「原子力政策をどう決めるか 福島原発事故をきっかけに」
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7月19日、東京で当会主催のシンポジウムが開催されました。
当日は、会場いっぱいの方々にご参加いただき、
ゲストの吉岡斉氏、寿楽浩太氏、また宮台真司・杉田敦両代表を交え、
原子力政策の決定に市民はどう関わるのか、
科学技術の民主化や重大なリスクに対する市民の価値選択など、
さまざまな論点について活発な議論が行われました。

当日の動画は、以下のページに動画へリンクされているURLがあり
そこをクリックすると観ていただくことができます。
ぜひこの機会に、ご覧くださいませ。
⇒ 「開催報告」のページ http://gkokumintohyo.com/archives/8805
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◆各地のこれからの活動 ※お気軽にご参加ください。
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・8月1日(金)神奈川県藤沢市
“巻町住民パワー”をみんなで楽しもう♪
気楽な学習会inへっころ谷

・8月2日(土)千葉県千葉市
第7回 「市民の、市民による、市民のためのエネルギー講座」
原発ゼロで日本経済は再生する
講師:吉原 毅 (城南信用金庫理事長)

・8月9日(土)神奈川県横浜市
巻町研究キャラバン 第2回・横浜
わくわくする~民主主義~をみんなで知ろう♪

・毎週土曜日 愛知県名古屋市栄で署名活動
・平日午前中 広島県原爆ドーム前で署名活動

 

詳細はこちらをご覧ください。
⇒ http://gkokumintohyo.com/schedule
http://kanagawa.gkokumintohyo.com/?p=3992

※10月に総会&講演会を企画しています。近日中に発表できる予定です。
楽しみにお待ちくださいませ。
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◆川内原発に関するパブコメの〆切は8月15日(金)必着です
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ぜひ、意見を届けましょう。
〆切は8月15日(金)必着です。
http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu140716.html

そして、当会の賛同人のみなさまに、お声かけしたいことがあります。
意見コメントの中で、
「原発の再稼働の是非は国民投票で」と 書き添えませんか?

例文
・「このような重大な問題は、一握りの政治家や知事が決める問題ではなく
国民投票を行うべきです」
・「国民投票など、国民が広く議論・選択できる機会をつくるべきです」

ご検討よろしくお願い申し上げます。
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◆HP更新・シェーナウ電力創立者にインタビュー
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都民投票のスタッフだった大芝健太郎氏が、
映画「シェーナウの想い」の舞台となったドイツのシェーナウ市を訪れ、
関係者にインタビューを行いました。
「住民投票で切り拓いた、ドイツ初・市民電力会社の設立」と題して、
これまでに2回レポートを掲載しました。
最終回である第3回では、いよいよ「シェーナウ電力」の代表に会い、
住民投票の本質について聞きます。

詳細は、こちらをご覧ください。
⇒ http://gkokumintohyo.com/archives/8789
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◆ 「原発埼玉県民投票」の受任者説明会の予定
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原発埼玉県民投票準備会が、受任者(署名を集める人)説明会を
県内各地で開催しています。

詳細は、こちらをご覧ください。(サイトがリニューアルされました!)
⇒ http://saitamakenmintohyo.web.fc2.com
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◆指定廃棄物の処分や最終処分場についての問題
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指定廃棄物の処分や最終処分場について、
福島県、宮城県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県などで、
環境省による取り組みが進められています。
このような問題については、候補地の住民や、
国民の意思が反映される形で決定されることを望みます。
また、原発の是非を決めるにあたって、
考える必要がある重要な問題の一つです。

この問題について、身近な人と考えてみませんか。
環境省 指定廃棄物処理情報サイト ⇒
http://shiteihaiki.env.go.jp/05/#prefs
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◆6月30日現在の署名数・賛同人数
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6月30日現在
署名数 162,256筆
賛同人数 6849人

 
・・・・・・

【事務局からのお知らせ】

※各地域での当会の活動報告・活動予定等ございましたら
ぜひご連絡ください。
info@gkokumintohyo.com

※6つ折りリーフレットを配布していただける
賛同人の方や店舗を募集しています。
ご希望の方に送らせていただきますので
よろしくお願い申し上げます。

※7月上旬に会員の方に会報「mint2号」を送付しました。
万が一未着の会員の方がいらしたら、お知らせくださいませ。

公式サイトからもご覧いただけます。
詳細はこちら
会員とは?⇒ http://gkokumintohyo.com/archives/7171
会報「mint2号」⇒ http://gkokumintohyo.com/archives/8754

 

 

 
市民グループ・みんなで決めよう「原発」国民投票

HP http://gkokumintohyo.com
ツイッター @genpatsuvote
FB https://www.facebook.com/kokumintohyo

 

 

開催報告【シンポジウム「原子力政策をどう決めるか 福島原発事故をきっかけに」】

719_hp7月19日、東京の安田コミュニティプラザで、当会主催のシンポジウム「原子力政策をどう決めるか 福島原発事故をきっかけに」が開催されました。

当日は、会場いっぱいの方々にご参加いただき、ゲストの吉岡斉氏、寿楽浩太氏、また宮台真司・杉田敦両代表を交えて、原子力政策の決定に市民はどう関わるのか、科学技術の民主化や重大なリスクに対する市民の価値選択等、さまざまな論点について活発な議論が行われました。ご来場、ご協力いただきました皆様に感謝いたします。

当日の動画は、以下のアドレスで公開されています。ぜひご覧ください。

1/4 開会の挨拶 宮台真司(当会共同代表)
2/4 基調報告「原子力政策の策定方式とその改善構想」吉岡 斉(九州大学教授)
3/4 コメント「価値選択」の社会的意思決定に向けて 寿楽浩太(東京電機大学助教)
4/4 パネルディスカッション 登壇者:吉岡斉、寿楽浩太、宮台真司、杉田敦(兼司会)

2014年7月26日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:その他 動画

住民投票で切り拓いた、ドイツ初・市民電力会社の設立: 第三回 創立者のウルズラさんに聞く

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都民投票のスタッフだった大芝健太郎氏が、映画「シェーナウの想い」の舞台となったドイツのシェーナウ市を訪れ、関係者にインタビューを行いました。「住民投票で切り拓いた、ドイツ初・市民電力会社の設立」と題して、これまでに2回レポートを掲載しました。最終回である第3回では、いよいよ「シェーナウ電力」の代表に会い、住民投票の本質について聞きます。


ヴァルターカーレさん

ヴァルターカーレさん

 私がシェーナウの街で最初にインタビューしたのは、ヴァルター・カーレさん。ホテル「4匹のライオン」のオーナーであり、料理長だ。このホテルにはコージェネレーション(熱と電気を同時に生み出す機械)が導入されており、映画「シェーナウの想い」の中でも紹介されている。予約もせずにいきなり伺ったのだが、シェーナウを訪れた経緯を話すと、夕食前の忙しい時間にもかかわらず、ヴァルターさんはコージェネの機器があるボイラー室まで連れて行ってくれて、快く当時の話などをしてくれた。

 彼は原発に関して反対の立場である。そのきっかけはチェルノブイリ原発事故だ。「キノコなど、食材を普段の仕入先から買うことができなくなってしまい、もしもっと近い原発で事故が起こったら……と考えると、反対せずにいられなくなった」と言う。住民投票の際は表立って活動することはしていなかったが、シェーナウ電力会社設立に向けた会議やイベントでは、ホテルの部屋などを提供したそうだ。

「住民投票をしたことによって困ったことはありませんか」と聞くと、「シェーナウ電力に反対の人が、お客さんとして来てくれなくなってしまったのには困ったが、今ではその影響も薄れてきたよ。逆にシェーナウ電力のことを知るために、君のような人が来るようになったんだ」と嬉しそうに答えた。そして、「住民投票を期に原発についての確かな情報が行き渡ったことはとてもよかった」という。これが住民投票の勝因にもなった。

 「4匹のライオン」では、地元産の自然な食材やモノを使うことに、徹底的にこだわっている。料理のテーマは「ナイフとフォークで環境を守ろう」。野菜は農薬の使用が少ないもの、ワインも添加物の入っていない地元産だ。海外のワインを、わざわざ輸送のエネルギーを浪費し二酸化炭素を出して取り寄せたりはしない。ホテルのベッドは地元の「黒い森」の木材を使ったもので、部屋の電気は全て省エネ仕様になっている。なるべく環境負荷をかけず、しかも地元の美味しい旬の食材を堪能しながら、ゆっくり休めるのがこのホテルのウリなのだ。食堂で、僕はマスのホイル焼きとサラダを注文した。地産地消とエコというコンセプトも一緒に味わうことができて、おいしさが倍になったような気がした。

ウルズラ・スラーデックさん

ウルズラ・スラーデックさん

 ホテルで新たな鋭気を養った翌日、第2回に登場したレナーテさんのご紹介により、ウルズラ・スラーデックさん(シェーナウ電力の代表)との単独インタビューを実現した。ウルズラさんは、2011年に環境保護分野のノーベル賞と言われるゴールドマン環境賞を受賞し、また’13年にはドイツ環境賞も受賞した人だ。電力会社の事務所を訪ねると、非常に多忙ななかでもにこやかに迎えてくれ、私のつたないドイツ語を気遣うように、ゆっくりと話を始めた。

――シェーナウで行われた住民投票の概要を教えていただけますか?

 住民投票をやりたいときには、まず要請を出すことになります。そのためには有権者の15%の署名を集めなければなりません。当然ドイツの人口規模はどこも同じではありませんから、集めなければいけない署名の量も違います。署名を市役所に提出すると、実在していない人が含まれていないか、重複して署名をしている人がいないかを細かくチェックして、きちんと15%に達していれば住民投票が行われることになります。(※1)署名期間は6週間。日付と苗字、名前、住所が必要です。

 住民投票それ自体にかかるお金は自治体が払うけれど、運動に関わるお金はすべて自分たちで用意しければなりません。選挙と同じように投票券が郵便で届き、投票所に行って投票します。選挙との違いは、設問がYESかNOの二択だということ。ドイツでは住民投票が地方自治体でよく行われています。例えば「新しい迂回路の建設について」などです。州レベルでいえば「シュトゥットガルト21」(※2)なんかがそうですね。でも連邦レベルでは行われたことはありません。

※1 日本でいう「常設型住民投票条例」と呼ばれ、ある一定の署名が集まれば議会に否決権がなく必ず住民投票が行われる制度。

※2 バーデンビュルデンブルク州の州都シュトゥットガルト駅の建て替えプロジェクトのこと。莫大な予算がかかるため、2011年に住民投票にかけられることになった。

――政治家が決めることと、住民が決めることには違いがありましたか?

 住民投票をすることによって、シェーナウの市民が賛成・反対、両方の意見を出し合って、家族内でも学校でもたくさん話しをすることになりました。違う意見の人どうしが激しく議論することもありました。政治家だけではなく、みなが議論をすることで、自分の意見を構築していく。その過程を経て、最終的に市民がEWS(シェーナウ電力会社)を選び取った。これが大きな違いですね。そしてこれこそが、生き生きと活気に満ちた民主主義なのです。そもそも政治家がきちんと私たちの意見をくみ取って仕事をしてくれれば、私はここまで関わりませんでした。しかし実状はどうでしょうか、私たちの想いとねじれていることが多いのが現実なのです。

――住民投票当時は保守的、つまり、EWSに反対の議員が多かったのですが、なぜ住民投票では勝つことができたと思いますか?

 実は、シェーナウに住んでいる人たちは、今でもとても保守的です。選挙ではCDU(ドイツキリスト教民主同盟=保守)を選ぶ人が多い。でも、今回の住民投票のようにある事柄に限った場合、全く違った反応をするのです。一つの事柄に限ると、どちらに投票するべきかが、選挙よりも明確になるからだと思います。

――今でも、賛成派と反対派は対立していますか?

 片手で数えられるほどの人はまだ受け入れられないようですが、その他の大多数の人には対立は残っていません。シェーナウ電力は、始めは小さな会社でしたが、今では町一番の大きな会社に成長しました。そのおかげで雇用も増えましたし、営業税はシェーナウ市の2番目に大きな会社の3倍も納めています。そういった直接的な利益もありますし、当然、環境にやさしいという自負もある。間接的にも、シェーナウ電力を目当てにたくさんのゲストが来るので、レストランやホテル、市長も喜んでいます。町の人は「自分たちは正しい選択をしたのだ」と確信しています。

                  ***

シェーナウ滞在最後の夜、スラーデック夫妻と。

シェーナウ滞在最後の夜、スラーデック夫妻と

 このシェーナウという小さな町の選択は「正しかった」のか。脱原発は「正しい」のか。見方を変えれば、正しさも変わる。答えは人それぞれにあるだろう。ウルズラさんは、住民投票には「生き生きとした活気に満ちた民主主義」があった、と言う。それは「正しさよりも大切なもの」なのではないだろうか。もし間違っているとわかったら、正せばいい。「活気に満ちた民主主義」があれば、市民が間違いを見つけ、議論し、選択することができるのだ。

 私は見たい。日本がシェーナウ市民のように「政治家お任せ民主主義」から脱却するときを。住民投票や国民投票を通じて、市民が考え決定する「活気に満ちた民主主義」を実現する姿を。


<<第2回


プロフィール
大芝健太郎(27)旅するジャーナリスト
スイス、リトアニア、ブルガリアなど、ドイツを中心にヨーロッパの住民投票・国民投票を現地取材。「原発」国民投票賛同人。
Blog: http://shibaken612.blogspot.com

2014年7月24日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:その他 海外情報

会員・賛同人からのメッセージ集(6月分)

(会としては 原発「反対」または「賛成」を打ち出してはいません。

賛同人個々人が、それぞれの思いを抱いて運動に参加しています)

新しく会員登録・賛同人登録された方々から メッセージをいただいています。

一部ご紹介させていただきます。

ひとつひとつ、すべてが個人の方々のご意見です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

原発について震災以前から反対の意思を持っていましたが何もして来ませんでした。

この狭い島国の地震国に夥しい数の原発があることの異常さを漠然と思いながら何をしていいのかもわかりませんでした。

3/11以降に福島問題の惨状を見て、その解決の糸口も見えない状態で原発が存続されるという異常な思考を覆すには個人が有効に意思を示す手段を行使し続けて行くしかないと思って賛同しました。

(東京都・Kさん)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

福島原発の事故は人災です。原発は危ないものだと知っていた。みんなが。

安全なら、東京のど真ん中につくればいい。事故が起きても、被害の少ないであろう 場所に造られた。何万年も放射能は消えないのだから、人間が使ってはいけないものだった。

今、ウクライナ問題で、エネルギーの確保の必要性が言われ、原発による 発電の確保が必要であるという論調もあるが、10年か20年の問題に対応するために、 何万年ものリスクを引き受けるのか?ばかげた論旨だ。

日本と世界の将来のために、自然エネルギーによる発電設備の建設をを加速させなければならない。

原発事故のあと、そう思った人が多かったはずなのに、のどもと過ぎればなんとかで、戦争に懲りたはずなのに 、戦争のできる国にしようとする動きによく似ている。

国民投票を行って、国民が原発を存続させるのか決めればいい。 (埼玉県・Kさん)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

脱原発・即原発廃止の第一歩は、国民にその意思表示の機会を与えることですね。

私益、社益を乗り越えた国民益を実現するためにも国民を信じましょう。

(東京都・Sさん)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

原発は本当に反対です。

電気代を少し上げることに なってもいいと私は思う。

原発は再起動させるべきではない。

(京都府・Kさん)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

民意を国政に!

(長野県・Sさん)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ひとつひとつ、すべてが個人の方々のご意見です。

賛同人のみなさま、メッセージをありがとうございます!

■会員募集のお知らせ

会員募集のご案内

■賛同人申し込みフォームはこちらです

申し込みフォーム

 

会報「ミント(MINT)」第2号発行のお知らせ

みんなで決めよう「原発」国民投票の会報「ミント(MINT)」の第2号を発行しました。

7月初めに会員のみなさんへ郵送したものですが、どなたにもご覧いただけるようPDFファイルを掲示いたします。ぜひ、ご一読ください。また、ご意見・ご感想をお寄せいただけると幸いです。

mint2-top

今号では、埼玉県民投票や名古屋の定期活動、東京のアースデイなど、地域の活動にスポットを当てています。

目次は次のとおりになります。

(前半 P1-6)
・名古屋栄で定期署名活動
・アースデイ東京
・栃木の賛同人さんが…
・レポート:各地からの活動報告

(後半 P7-12)
・原発埼玉県民投票準備会が動き出す!
・シンポジウム開催のご案内
・ツイッターで「原発」国民投票のこと、
 つぶやいています
・国会議員にはがきを送ろう!
・インフォメーション
・イベント情報・編集後記

「ミント(MINT)」第1号も合わせてご覧ください。

川内原発の「審査合格」を受けて(声明)

原子力規制委員は7月16日、九州電力・川内原発の
1、2号機について、事実上の審査合格を示すことになる、
審査結果案を了承しました。

しかし、規制委員会が判断できるのは、原発の安全性に
ついての技術的なポイントを満たしているかどうかだけです。

田中委員長も繰り返し述べているように、規制委員会には、
再稼働の是非を決定する権限はありませんし、
また特定の原発を「安全」だと判断することもありません。

***
私たちは、何度でも繰り返し主張します。

福島第一原発のメルトダウンという
未曾有の大事故を経験した日本人には、
未来を自らの手で切り開いていく権利があるし、
また責任があります。

そして、その権利と責任を実現するための手段が、
「原発」国民投票の実施です。

誰かに任せるのではなく、私たち一人一人が、
原発稼働についての一票を手にして、
その是非をよく考え、投票をするのです。

***
原発稼働のメリットは何なのか、デメリットは何なのか、
はたして私たち国民は、議論を尽くしたでしょうか?

当会では、今年のアースディ東京にブースを出し、
エネルギー基本計画の是非を問うシール投票を行いました。

その際、原発賛成・反対の両方の立場の意見を一枚の紙に
まとめて、投票をする人たちに配布しました。

その紙を真剣に読んでから、私たちスタッフと意見を交わし、
賛成・反対のシールをボードに貼る参加者たち。

私たちが望むことは、単純なことです。
この光景を全国レベルで目にしたい、日本国民全員で行いたい、
ただそれだけのことです。

そしてその先に、原発稼働の是非を決める決定が
見えてきます。

***
規制委員会の審査結果案は、一つのインプットとして活用しましょう。
しかし、再稼働の是非を決めるのは、規制委員会ではありません。

またそれは、規制委員会を隠れ蓑のようにして、財界の後押しを
エンジンにして、物事を決めようという政府や政治家でもありません。

「原発」国民投票を、実現させましょう。
そして、この国の未来を、この手で掴みましょう。

賛同人・署名者のみなさんへのご案内(2014-7A)

原子力規制委員は7月16日の会合で、九州電力・川内原発の
事実上の審査合格を示すことになる、「意見書」の案を
取りまとめる見通しです。

しかし、規制委員会が判断できるのは、原発の安全についての
技術的なポイントだけです。規制委員会には、田中委員長も
繰り返し述べているように、再稼働の是非を決定する権限は
ありません。

前回もご案内したように、当会では、7/19に原子力政策の
策定について考えるシンポジウムを開催します。
まだ残席がありますので、みなさま、ぜひお申込みください。

みんなで決めよう「原発」国民投票の事務局から、
以下2点お知らせです。

■Topics
□  7/19「原発」国民投票主催シンポジウムのお知らせ(東京)
□  「原発埼玉県民投票」の受任者説明会の予定

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◆当会主催 シンポジウム(東京)のお知らせ
7/19 「原子力政策をどう決めるか 福島原発事故をきっかけに」
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原子力政策の決定に、市民はどう関われるのか?
その関わり方はどうあるべきなのか?

それは、社会が科学技術をどう制御できるのか、
という問題と言えます。

圧倒的な情報と専門性を持つ「官・産・学共同体」を市民社会が
制御して、適切な判断を下していくことはできるのか。

政府事故調の一員として原発事故に正面から向き合った吉岡斉氏と、
新進気鋭の科学技術社会学研究者である寿楽浩太氏を講師に迎え、
当会の共同代表である宮台真司・杉田敦との対話を含めて、
「社会の中の科学・技術」のあるべき関係について考えを深めます。

詳細はこちらをご覧ください。
⇒ http://gkokumintohyo.com/archives/8570

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◆ 「原発埼玉県民投票」の受任者説明会の予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
原発埼玉県民投票準備会が、受任者(署名を集める人)説明会を
県内各地で開催しています。

詳細は、こちらをご覧ください。
⇒ http://saitamakenmintohyo.web.fc2.com