【8/2オンラインイベント】「住民」ってだれのこと? 住民投票と投票権者を考える 開催のお知らせ

【日時】8月2日(日)13:00~15:00
【場所】オンライン(ZOOM)

【プログラム】
・みんじゅう メンバー・本村綾さんより活動紹介
・福嶋浩彦さん(元我孫子市長)
  自治の土台は直接民主制-みんなで議論し、みんなで決める
  地方自治と「住民」
  自治体と国とは根本的に違う
  我孫子市市民投票条例(常設型)を制定した際の議論
・参加者との質疑応答を含めたクロストーク

2015年の大阪「都構想」の住民投票では、外国籍住民には投票権がありませんでした。大阪市が改めて「都構想」の住民投票を行おうとする中、今度は外国籍住民も投票ができるようにと、市民グループ「みんじゅう(みんなで住民投票!)」が2019年9月に立ち上がりました。今年の6月に行われた、大都市法・大都市令の改正を求める国会請願の署名数は3万2000筆を越え、46人の国会議員が紹介議員となるなど、その活動は広がりを見せています。

大阪「都構想」に限らず、住民投票時に外国籍住民に投票権を付与するかどうかというのは、年齢要件と共に、住民投票を設計する際の大きなテーマの一つです。

今回、みんじゅうのメンバーから活動内容についてお話を伺うとともに、中央大学教授の福嶋浩彦さんをゲストに迎え、住民投票における投票権者について考えていきます。福嶋さんは、我孫子市長時代に外国籍住民も投票できる常設型住民投票条例を制定しており、みんじゅうの呼びかけ人の一人でもあります。

【登壇者プロフィール】

〇本村綾さん

2011年の大阪市「原発」市民投票で受任者となったことをきっかけに、みんなで決めよう「原発」国民投票に参加し現在は関西運営委員。2019年から「みんなで住民投票!(みんじゅう)」メンバーとして活動する日々。誰もが参加できる社会の実現のために、アクションを続けている。
普段は化粧品会社技術職、ときどきギターデュオの歌担当。

〇福嶋浩彦さん

中央学院大学教授。元我孫子市長。元消費者庁長官。
市議会議員を経て1995年、38歳で千葉県我孫子市長に。3期12年にわたり、市補助金の公募と市民審査、常設型住民投票条例の制定、市民債による自然環境の保全など市民自治を理念とした自治体改革を推進し、全国青年市長会会長も務めた。市長を自ら退任した後は、中央学院大学教授、行政刷新会議・ 事業仕分け人など。2010年から2年間は、消費者庁長官。12年に大学に復帰。2018年から「自分ごと化会議in松江」の共同代表を務め、原発問題を自分のこととして考えようという取り組みを行う。
著書は、「最先端の自治がまちを変える」(朝陽会)、「市民自治」(ディスカヴァー携書)、「公会計改革」(共著・日経新聞社)など。

【参加費】無料
【主催】みんなで決めよう「原発」国民投票
【申し込み方法】

info@gkokumintohyo.com に「8/2 イベント申し込み」という件名でお申し込みください。前日までに参加用の会議室URLをお送りします。

2020年7月12日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:活動予定