9/8「原発Yes or No?公開討論会 in 東工大」を開催します
第2回 原発Yes or No?公開討論会 in 東工大
~専門家が論じ合う原発の安全性
菅直人前首相もお招きし好評を博した6/23の第1回「原発Yes or No?公開討論会」に続いて、第2回の公開討論会を開催します。
前回は原発問題マルチイシューといった趣でしたが、今回は安全性・技術論に的を絞りました。
ストレステストや大飯原発再稼働の妥当性、安全な原発は果たしてあるのか・・・。
原子炉工学・安全対策の専門家が賛否両派に分かれて徹底討論を行います。
妥協できないシビアな話題ですが、高度な話を分かり易く、そしてヒートアップしつつも丁寧に議論が進むような討論会を目指して、準備を進めています。
司会はマエキタミヤコさんです。
みなさまお誘いあわせのうえ、是非ご参加ください。
〇とき
9/8(土)16時~18時半 (15時半開場)
〇ところ
東工大蔵前会館 くらまえホール
東急大井町線・目黒線大岡山駅下車徒歩1分
〇参加費
一般:800円、学生:無料
○登壇者
原発容認派:奈良林直(北海道大学大学院工学研究院教授、原子炉工学専門)
澤田哲生(東京工業大学原子炉工学研究所エネルギー工学部門助教)
原発反対派:後藤政志(元東芝・原子炉格納容器設計者、
芝浦工業大学非常勤講師、NPO APAST理事長)
小倉志郎(元・原発技術者)
○司会:マエキタミヤコ(サステナ代表)
○予約:メールまたはFAXで
E-mail:kokumintohyoevent@gmail.com
FAX:03-6463-0579
件名を「9月8日公開討論会申し込み」とし、本文にお名前と参加人数を記入して下さい。
差し支えなければ、ご住所(お住まいの市・区まで)と電話番号も記載して下さい。
*人数把握のため、申し込みは前日までにお願いします。
⇒ 予約は締め切りました。広い会場のため、席に余裕があります。当日、直接会場にお越しください。
○問合せ:上記Emailアドレスまたは担当者鹿野(しかの) 090-1702-8136まで。
○主催:みんなで決めよう「原発」国民投票
チラシはこちらです(クリックするとPDFファイルが開きます)
≪第一部≫
Video streaming by Ustream
≪第二部≫
Video streaming by Ustream
(解説)投票者は、まず、「認める」のか「認めない」のかを選びます。そのあと、「認める」をえらんだ人は、AもしくはBを選択し、「認めない」を選んだ人は、CもしくはDを選択します。行政府や立法府が国民投票の結果として尊重しなければならないのは、ABCDの中で最も多数の票を得たものではなく、
詳しくはこちら ⇒ 国民投票が実現した場合の設問(第4次市民案・素案)
——
今回の投票では技術的な制約があり、第4次市民案の上記設問と同じように2段階で選択していただくことはできません。ただし、尊重すべき結果の判定は上記のとおり、まず「認める」あるいは「認めない」の集約で多数を判定し、その中でさらに多数を得たものが最終的な投票の結論となります。
——
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投票は9月8日公開討論会終了後から9月9日午後9:00までとなっております。
※Cookie(クッキー)とは
クッキーとは、Webサイトの提供者が Webブラウザを通じて、訪問者のコンピュータなどの端末に一時的にデータを書き込んで保存する情報です。ユーザーに関する情報や最後にサイトを訪れた日時、そのサイトの訪問回数などを記録しておくことができます。
詳細はこちらで確認できます⇒HTTP cookie – Wikipedia
※IPアドレスとは
インターネットなどに接続された通信機器やコンピュータなどに割り振られる識別番号のことです。例えるなら、IPネットワーク上の住所または電話番号のようなものです。
詳細はこちらで確認できます⇒IPアドレス(7.IPアドレスと個人情報) – Wikipedia
※収集したIPアドレスから個人を特定することはいたしません。
また、収集されたデータは、集計結果の公開期間を過ぎたら速やかに破棄いたしします。
2012年8月25日 | コメント/トラックバック(4) |
カテゴリー:ニュース
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行けなくて残念ですが、討論会の様子を録画か文書で公開していただけるとうれしいです。私の一番の関心事は、放射性廃棄物をどのように処分するのか、数万年という期間にわたって廃棄物の安全性が果たして担保できるものなのか、正直な話を原発を容認する方から聞きたいと思っています。
原発推進者の学者に質問です。
1)貴方は原発は絶対安全と思いますか?それともそうではないと
思いますか?
2)もし、絶対安全と思われるなら、現代科学の粋を集めた飛行機が
何故、時に落ちることがあっても何故、原発だけが絶対安全と思われ
ますか?論理的な根拠を教えてください。
3)もし、絶対安全でないと思うなら色々なレベルの事故が今後も
起きることになりますが貴方の考える原発事故の最悪シナリオは
日本や世界にどのような被害をもたらすと思われますか?
4)福島原発事故の政府の最悪シナリオでは関東一円、3000万人の
人々の避難を考えていたとのことですがこれは原発の施設にどのような
物理的破損があったことを想定しているのでしょうか?
また、その場合の環境への放射能放出は福島(3~5万テラベクレル)の
何倍に相当する量となりますか?
5)日本は4000ガルの地震の揺れ、40mクラスの津波に過去何度も
襲われていますが仮に50基の原発が動いていたとして2000ガル以上の
地震の揺れ、20mを超す津波に原発が襲われるのは何年に一回おきそう
ですか?
6)世界の原発事故の原因は地震や津波ではありません。常に人の判断、
行動、知識不足、高慢、怠慢、想定不足、経済的妥協など諸々の人為
的諸因が原発過酷事故の原因となっています。貴方方科学者がこれらの
諸原因にいかなる対処ができると思われますか?
7)今回の事故で原発推進学者の権威は地に落ちたと思いますが貴方が
そうではないと思われるのはどんな理由によるものですか?
8)この期に及んでさらに原発を動かして第二の福島が起きた場合の
貴方の責任は具体的にどんなものですか?また、10万年以上安全に
管理しなければならない行き場のない放射能のゴミを増やし続ける
貴方の責任はいかなるものですか?
9)貴方にお子さんやお孫さんがおられるなら原発や放射能の安全性、
さらに放射能のゴミについてどのように説明、教育をされていますか?
ウランは一切使用してはいけません。爆発する危険が大きすぎます。地球だけでなく宇宙をも汚染します。
ウランを採取するときに放射能を浴びる、原子爆弾と同じ原理で核融合を発生させ人工的な強力な沢山の種類(20~30)の放射能が放出される、そして停止しても数十年冷却しないと使用済み核燃料棒は取り出せない、廃棄したい核燃料棒を数万年も格納できる材質はない、人類はほぼ永遠に放射能が発生していないかチェック管理しなければならない。
原発の構造は複雑で原子炉やタービン建屋など配管が数千個もあり点検もままならない。配管の金属材料の寿命は30年である。ひび割れたり穴が開いて放射能が漏れだす。
福島原発の最初の原因は地震である。地震により送電線の鉄塔が倒れ電気を供給できなくなった。そして津波により予備電源が全て流された。
福島原発は計画では海抜34mの高さに建設される予定であった、しかし冷却に不便だと言って東電は海抜10mに建設した。
政府や関係者は反対しなかったのか?
原発は稼働中も停止しても365日24時間、電気を供給し冷却し続けなければならない。地震が多く、津波もやってくる日本で、電気を永遠に廃炉するまで供給しなければならない物は維持・管理が不可能と言える。
廃炉も人間はちかずけない、ロボットで核燃料棒を取り出さなければならない。ロボット開発と放射能汚染を軽減するに数十年の年月と膨大なお金が必要となる。ロボット開発できるの?、誰が行うの?
原発は作るときも、維持管理するときも、廃炉するときも膨大なお金と年月を要する。
地球を破壊、汚染するような物は決して作ってはならない。
科学者、技術者はその技術、物が未来に対し、破壊、汚染をしないかを熟慮しなければならない。
そして政府や官僚は、原発を含め、大きな案件、課題は国民の意思を問うべきである。
私は十数年間東海村の前日本原子力研究所の2,3,4号炉にてある研究テーマのために放射化分析をさせてもらっていました。
従前から「原子力発電」には「推進すべき対象である」と思っていましたが,東海村での原子炉の利用を始めてその思いは「確信」に変貌しました。
その理由は当時の原子力研究所の施設と作業従事者の管理の厳格性と意識の高さが指摘でき,当時から言及されていた「核管理への不安」に対する「説明」を周囲の知人にして居ました。
しかし,現在は「原子力エネルギーの平和利用」に対しては非常に「懐疑的」になっております。
理由は単純です。数多出る使用後の核のゴミのPuだけに着目し,その半減期を考え1/8の放射能になるのに「10万年」と云われていますが,そんな「いい加減な値」が流布している現実に先ず「違和感」を覚えていますが,その「10万年」という値を百歩譲って「信用した」としても,その年月が如何に長い時間であるのかを考えれば明らかです。
現在の関東平野が出来上がるのが今から「5万年」前です。10万年前は,関東平野は太平洋と日本海を結ぶ海峡がほぼ塞がった時期でもあります。
クロマニヨン人がネアンデルタール人を駆逐するのはもっと後のことです。
従って,たとえ10万年という値を受け入れても,『核のゴミ』は,我々現在の人類が存続しているのか極めて疑問である「未来」に「無責任なゴミ」として遺すこととなり,『人間の倫理的基準に照らして』容認されないと考えるようになった次第です。
この核のゴミが「バックエンド化学」などでは到底対処できないことは自然の摂理です。