【10/18】 「どうする、原発」二人のゲストを招いて、異なる意見を聞く・話す・考える230分 開催のお知らせ


「どうする、原発」

二人のゲストを招いて、異なる意見を聞く・話す・考える230分

●プログラム
・講演「原発ゼロで日本経済は再生する」吉原 毅(城南信用金庫理事長)
・講演「リアルでポジティブな原発のたたみ方」橘川 武郎(一橋大学大学院教授)
ワークショップ「どうする、原発」

●日時:10月18日(土) 開場14:00 開演14:30 終了予定18:20

●会場:国立オリンピック記念青少年総合センター (交通案内)
   国際交流棟 第1ミーティングルーム
   東京都渋谷区代々木神園町3-1
   小田急線 参宮橋駅 徒歩約7分
   Tel:03-3469-2525

●イベント要旨
原発は必要か、不要か。多様な主張が十分に提示されることなく、国民的な議論や合意がないまま、事故から3年半以上が経過してしまいました。政府は明確な将来像を示さない中、規制委員会の審査結果を錦の御旗にするかのように、再稼働に邁進しようとしています。また市民レベルでは、脱原発運動に参加する人たちは「原発が必要」という考えに接する機会が少ないのが現状でしょう。いわゆる「原子力ムラ」の中の人たちが、異論に接する機会が少ないことも容易に想像ができます。原発の是非をめぐり激しく対立するだけではなく、多様な意見を知り、話し合い、考える機会を増やしたい。そんな思いから、今回2人のゲストをお招きします。城南信用金庫の理事長の吉原毅さんは、危険でコストが高い原発はただちにゼロにして、新産業の幕開けで景気・雇用を拡大すべきと主張しています。一橋大学大学院商学研究科教授の橘川 武郎さん(日本経営史・エネルギー産業論)は、原子力は過渡的なエネルギーとしつつも、現実的でリアルなアプローチで原発を「たたむ」べきと主張しています。また話を聞くだけではなく、ワークショップの時間を持ち、参加者が主体的に考え、発言する機会を設けます。

●講師(敬称略)
吉原 毅(よしわら つよし)
城南信用金庫理事長。1955年生まれ。東京都大田区出身。慶應義塾大学経済学部卒、1977年城南信用金庫入職、1995年理事・企画部長、1996年常務理事。懸賞金付定期預金などの新商品の開発などに従事。平成10年常務理事・市場本部長、その後、事務本部長、業務本部長を歴任し、2006年副理事長、2010年より現職。著書:「信用金庫の力」(岩波ブックレット)、「城南信用金庫の『脱原発』宣言」(クレヨンハウス・ブックレット)、「原発ゼロで日本経済は再生する」(角川学芸出版)

橘川 武郎(きっかわ たけお)
一橋大学大学院商学研究科教授。1951年生まれ。和歌山県出身。東京大学経済学部卒業。東京大学大学院を経て、青山学院大学助教授、ハーバード大学ビジネススクール 客員研究員、東京大学社会科学研究所教授などを歴任し、2007年より現職。総合資源エネルギー調査会委員。経営史学会会長。著書は『日本電力業発展のダイナミズム』(名古屋大学出版会)、『原子力発電をどうするか』(名古屋大学出版会)、『東京電力 失敗の本質』(東洋経済新報社)、『電力改革』(講談社)、『日本のエネルギー問題』(NTT出版)など。

●参加費:事前申込み1,000円、当日1,200円
*事前申し込みは締め切りました。当日、直接会場にお越しください。

●申込方法:氏名、e-mailアドレスを記載のうえ、
   info@gkokumintohyo.com までお申込みください。
   ※メールの件名は「1018イベント申込み」としてください。
*事前申し込みは締め切りました。当日、直接会場にお越しください。

●フライヤー配布などによる告知ボランティアや、当日のボランティアも募集しています。ご協力いただける方は申込みのメールでお知らせください。

●主催:市民グループ みんなで決めよう「原発」国民投票
   協力:原発対話の会

*下記の画像をクリックすると、PDFファイルが開きます。印刷用の白黒フライヤーはこちらです。
1018_flyer

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