2017衆院選 公開質問状回答:自由民主党

*他の政党の回答ページには、2017衆院選 公開質問状回答(総合)ページから移動してください。

*送付した公開質問状はこちらです。

    質問項目は以下の2つです。

    [問1] 原発稼働の是非を問う国民投票(以下、「原発」国民投票)を実施するための手続法を制定することについて、あなたは賛成ですか?反対ですか?

    [問2] 当会は「原発」国民投票の実施が、原発稼働の是非についての国民的な議論を興し、私たちの主権者意識を高め、日本の民主主義をより良くしていくと考えています。あなたは日本の民主主義をより良くするために、いま何が一番必要だと思いますか?自由に記述してください。


自民党の小選挙区候補277人のうち、FAX番号またはメールアドレスが判明した260人に公開質問状を送付しました。2017年10月19日(木)17:00現在、9人の方から回答をいただいていいます。

下記に、問一の回答別に掲載します。賛成・反対問わず、回答をしていただいた候補者・事務所に感謝を致します。一人でも多くの方に、画像を拡大して、記載されたコメントを読んでいただければと思います。

「原発」国民投票の実施に「反対」

自由民主党、埼玉4区、穂坂泰彦。「原発」国民投票実施=反対(画像をクリックすると拡大表示されます)

自由民主党、埼玉8区、柴山昌彦。「原発」国民投票実施=反対(画像をクリックすると拡大表示されます)

自由民主党、神奈川16区、義家弘介。「原発」国民投票実施=反対(画像をクリックすると拡大表示されます)

自由民主党、京都3区、木村やよい。「原発」国民投票実施=反対(画像をクリックすると拡大表示されます)

自由民主党、大分2区、衛藤征士郎。「原発」国民投票実施=反対(画像をクリックすると拡大表示されます)

「原発」国民投票の実施に「どれでもない」

自由民主党、青森3区、木村次郎。「原発」国民投票実施=どれでもない(画像をクリックすると拡大表示されます)

自由民主党、長野4区、後藤茂之。「原発」国民投票実施=どれでもない(画像をクリックすると拡大表示されます)

自由民主党、埼玉1区、村井ひでき。「原発」国民投票実施=どれでもない(画像をクリックすると拡大表示されます)

自由民主党、愛知1区、熊田裕通。「原発」国民投票実施=どれでもない(画像をクリックすると拡大表示されます)


事務局からのお知らせ(2017-10A)

10月22日(日)、当会の2017年度総会と高レベル放射性廃棄物を
テーマとした講演+ディスカッションを神奈川県の川崎市内
で開催します。

企画したときは思いもよりませんでしたが、
突然の解散総選挙となり、選挙投票日と重なってしまいました。
みなさま、期日前投票もしくは当日投票をを済ませてから、
足を運んでいただけばと思います。

以下、3点お知らせです。

■Topics
□ 10/22(日)午後:講演+ディスカッション (神奈川・川崎)
「高レベル放射性廃棄物と合意形成」
□ 10/22(日)午前:みんなで決めよう「原発」国民投票
2017年度総会  (神奈川・川崎)
□ 衆議院議員選挙:公開質問状のお知らせ

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□ 10/22(日)午後:講演+ディスカッション (神奈川・川崎)
「高レベル放射性廃棄物と合意形成」
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開催日: 10月22日(日)14時(開場13時30分)~17時
会場: ミューザ川崎シンフォニーホール研修室(最寄:川崎駅)
資料代: 500円

原発稼働の是非を考える上で欠かせない問題であり、各地の対応
と社会的な合意形成のあり方が注目される高レベル放射性廃棄物
処分について、第一線で活躍されている科学技術社会学者の
寿楽さん、市民シンクタンクの活動から各地の状況に精通
されている水藤さんをお招きして、講演イベントを行います。
お二人の話をもとに、理解と議論を深めましょう。
ディスカッションには、当会顧問の杉田さんも参加します。

講演1: 「高レベル放射性廃棄物処分と社会的意識決定:
「科学的特性マップ」の提示を受けて改めて考える」
・寿楽浩太さん(東京電機大学准教授、科学技術社会学)

講演2:「高レベル放射性廃棄物問題に翻弄された地域の経験~
幌延・岡山の事例から~」
・水藤周三さん(高木仁三郎市民科学基金事務局、
原子力市民委員会事務局)

ディスカッション:
杉田敦さん(政治学者、法政大学教授、当会顧問)
寿楽浩太さん、水藤周三さん

申込み方法などの詳細はこちら

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□ 10/22(日)午前:みんなで決めよう「原発」国民投票
2017年度総会  (神奈川・川崎)
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上記講演に先立ち、同じ場所で当会の2017年度総会を開催します。
議決権を持つのは会員のみですが、賛同人・一般の方も参加できます。

総会終了後、ジャーナリストの大芝健太郎さんから今まで取材された
国内の住民投票のお話を聴きます。

開催日: 10月22日(日)11時(開場10時30分)~12時30分
会場: ミューザ川崎シンフォニーホール研修室(最寄:川崎駅)

議案および内容は下記の通りです。
・報告事項:2016年度活動報告、会計報告、監査報告
・審議事項:2017年度活動方針案、予算案、度人事案
・国内の住民投票に関する報告:大芝健太郎さん(ジャーナリスト)

詳細はこちら

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□ 衆議院議員選挙:公開質問状のお知らせ
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衆議院議員選挙の候補者に「原発」国民投票に関する公開質問状を
送付します。送付作業は告示後速やかに実施していき、締め切りの
17日(火)以降に回答を当サイトで公開します。

質問項目は以下の2つです。

[1] 原発稼働の是非を問う国民投票(以下、「原発」国民投票)を
実施するための手続法を制定することについて、
あなたは賛成ですか?反対ですか?

[2] 当会は「原発」国民投票の実施が、原発稼働の是非について
の国民的な議論を興し、私たちの主権者意識を高め、
日本の民主主義をより良くしていくと考えています。
あなたは日本の民主主義をより良くするために、いま何が一番
必要だと思いますか?自由に記述してください。

質問状のファイルはこちら

2017衆院選 公開質問状を送付します

第48回衆議院議員選挙が10月10日(火)に公示されます。市民グループ<みんなで決めよう「原発」国民投票>は、立候補者に「原発」国民投票に関する公開質問状を送付します。送付作業は告示後速やかに実施していき、締め切りの17日(火)以降に回答を当サイトで公開します。

質問項目は以下の2つです。

[1] 原発稼働の是非を問う国民投票(以下、「原発」国民投票)を実施するための手続法を制定することについて、あなたは賛成ですか?反対ですか?

[2] 当会は「原発」国民投票の実施が、原発稼働の是非についての国民的な議論を興し、私たちの主権者意識を高め、日本の民主主義をより良くしていくと考えています。
あなたは日本の民主主義をより良くするために、いま何が一番必要だと思いますか?自由に記述してください。

送付する公開質問状のPDFファイル

10/22: みんなで決めよう「原発」国民投票・総会と講演+ディスカッション「高レベル放射性廃棄物と合意形成」

10月22日、2017年度総会と講演+ディスカッションをミューザ川崎で開催します。会員の方は11時開始の総会からお越しください。(賛同人・一般の方も参加できます。議決権は会員のみとなります。)総会終了後、ジャーナリストの大芝健太郎さんから今まで取材された国内の住民投票のお話を聴きます。

午後は、原発稼働の是非を考える上で欠かせない問題であり、各地の対応と社会的な合意形成のあり方が注目される高レベル放射性廃棄物処分について、第一線で活躍されている科学技術社会学者の寿楽さん、市民シンクタンクの活動から各地の状況に精通されている水藤さんをお招きして、講演イベントを行います。これまでも当会のイベントで新しい視点を提示して下さったお二人の話をもとに、理解と議論を深めましょう。

芸術の秋、音楽の街そして市民活動の街である川崎へ、多くの方のご来場をお待ちしています。

開催日: 2017年10月22日(日)
会場: ミューザ川崎シンフォニーホール研修室1・2・3

〒212-8557 神奈川県川崎市幸区大宮町1310
JR川崎駅 下車徒歩3分、京急川崎駅下車徒歩8分。
https://www.kawasaki-sym-hall.jp/access/
事前・当日連絡先 090-1702-8136(鹿野)

・講演+ディスカッション資料代: 500円
・当日参加を受け付けますが、準備のためできるだけ事前申込をお願いします。(定員80名)
【申込み方法】氏名・メールアドレスを記入し、件名を「1022イベント申込み」として
Eメール(info@gkokumintohyo.com)またはFAX(03-5539-4046)でお申込みください。
※前日24時まで受付けます。

第一部:総会
11時(開場10時30分)~12時30分

・報告事項:2016年度活動報告、2016年度会計報告、2016年度監査報告
・審議事項:2017年度活動方針案、2017年度予算案、2017年度人事案
・総会終了後、国内の住民投票に関する報告:大芝健太郎さん(ジャーナリスト)

第二部:講演+ディスカッション「高レベル放射性廃棄物と合意形成」
14時(開場13時30分)~17時

・プログラム

趣旨説明:鹿野隆行(当会運営委員長)

講演1: 「高レベル放射性廃棄物処分と社会的意識決定:「科学的特性マップ」の提示を受けて改めて考える」
寿楽浩太さん(東京電機大学准教授、科学技術社会学)

講演2:「高レベル放射性廃棄物問題に翻弄された地域の経験~幌延・岡山の事例から~」
水藤周三さん(高木仁三郎市民科学基金事務局、原子力市民委員会事務局)

ディスカッション:杉田敦さん(政治学者、法政大学教授、当会顧問)、寿楽浩太さん、水藤周三さん

※最新の情報は、会のホームページ、SNSなどで随時お知らせします。

講師紹介

寿楽浩太さん

東京電機大学准教授。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。博士(学際情報学)。

専門は科学技術社会学。13年から経済産業省の総合資源エネルギー調査会放射性廃棄物ワーキンググループ委員。日本学術会議における高レベル放射性廃棄物処分問題の審議において、非常勤の学術調査員として調査・補助業務に従事。「放射性廃棄物処分における「安全」の「難しさ」をめぐって―日本学術会議と経済産業省における最近の議論とその含意」(岩波『科学』2015年3月)、『原発 決めるのは誰か』(当会シンポジウム記録、岩波ブックレット)他著書・論文多数。

水藤周三さん

NPO法人高木仁三郎市民科学基金事務局。慶應義塾大学大学院文学研究科哲学・倫理学専攻後期博士課程中退。

市民シンクタンク「原子力市民委員会」事務局として「原発ゼロ社会への道~市民がつくる脱原子力政策大綱~」等の作成に携わる。シンポジウム「原発再稼働とデモクラシー―熟議の必要性」をはじめ、当会イベントに登壇。


※クリックすると画像が大きくなります。

主催: みんなで決めよう「原発」国民投票
〒211-0004
神奈川県川崎市中原区新丸子東3-1100-12
かわさき市民活動センター レターケースNo.36
みんなで決めよう「原発」国民投票
Tel 070-5369-9707
fax 03-5539-4046
e-mail :info@gkokumintohyo.com
web: http://gkokumintohyo.com/
twitter: https://twitter.com/genpatsuvote
facebook: http://www.facebook.com/kokumintohyo

7/15:愛知サマーセミナー「3.11後のヨーロッパ原発国民投票」

愛知サマーセミナーにて、大芝健太郎さん講演を行います

●日 時: 2017年7月15日(土)
 開演:2限(11時10分~12時30分)
●会 場:同朋大学 博聞館 1階 H103教室
●参加費: 無料(愛知サマーセミナー2017『21世紀型学び』の講座)
●申込み: みんなで決めよう「原発」国民投票・東海
 渡邊(下記)(当日、直接参加も可能)

世界では原発について、どのように国民投票が活用されているのか。
リトアニアでは新規原発拒否、ブルガリアではボイコット運動・・・。
2011年3月の東日本大震災以降、国内外の住民投票・国民投票の取材と
発信を続けてきた大芝健太郎さん。
旅するジャーナリストとして、スイス、リトアニア、ブルガリア、スコットラン
ド(独立)、イギリス(EU離脱)と世界を駆け巡って見てきたものは・・・

http://samasemi.heteml.jp/flex/php/SearchClass.php?ex=1&ev=19&i=124

同朋大学
〒453-8540 名古屋市中村区稲葉地町7-1
TEL:052-411-1113
●地下鉄+市バス:地下鉄東山線「中村公園」下車。
6番出口のバス停より、市バス中村13号系統「稲西車庫」行に乗車。「鴨付町」にて下車すぐ(名古屋駅からの所要時間約13分)。
●名古屋駅から市バス:「笹島町(西)」(名鉄レジャックの西、新幹線高架下から西側)より、市バス栄24号系統「稲西車庫」行に乗車。「鴨付町」下車すぐ(所要時間約20分)。

大芝健太郎(ジャーナリスト)
1986年埼玉県東松山市出身。2011年のリトアニアを皮切りに、国内外の住民投票・国民投票などの直接民主主義の現場を精力的に取材。
スイス、リトアニア、ブルガリア、スコットランド、イギリスなど欧州を中心に「原発」や「独立」に関する重要な国民投票を現地からリポートしている。

申込みアドレス koji747474★yahoo.co.jp(渡邊)
★を@に書き換えて送信してください。

7/23:(関西)連続講座「原発からみる民主主義」第4回・フランス

★連続講座★「原発からみる民主主義」
~チェルノブイリと福島の事故をうけたヨーロッパ各国の選択~

チェルノブイリや福島の事故をうけて、世界各国はどのような選択をしているのだろうか。
私たちがいますべきこととは、なんだろう。
原発の是非を問う国民投票の実施を求めて活動している市民グループ・「原発」国民投票は、関西で連続講座を開催中です。書籍『脱原発の比較政治学』執筆者の先生方をお迎えして、ヨーロッパ各国の事例について講演していただき、原発政策と民主主義について議論を深めます。

いよいよ最終回!
第4回は「フランス」

米ソ冷戦下よりフランスにとって原子力は軍事・民生を問わず国力を象徴する重要な技術でした。当初国民的合意で推進された原発は、次第にエリート官僚らが専門的知識を武器に決定プロセスから国民・政治家を排除し、民主主義の「赤字」を生みました。福島原発事故後、国民の危機意識が高まる一方、「減原発」を公約に掲げたオランド大統領が逆に原発輸出に積極的であったなど、原子力信仰は衰えていません。59基の原発、「原子力ムラ」など多くの点で日本と共通するフランスの状況を学びます。

講師:畑山 敏夫(はたやま としお)

1953年生まれ。佐賀大学経済学部教授(政治学)。著書に『現代フランスの新しい右翼――ルペンの見果てぬ夢』(法律文化社/2007年)、『フランス緑の党とニュー・ポリティクス――近代社会を超えて緑の社会へ』(吉田書店/2012年)ほか。

日時:7月23日(日)
開場13:30/開始14:00(16:00 終了予定)
場所:葺合文化センター 中会議室2
(神戸芸術センター6階)
http://www.kobe-bunka.jp/facilities/fukiai/
(地下鉄/JR新神戸駅より徒歩4分)

●料金:500円(資料代)
●主催:みんなで決めよう「原発」国民投票・関西
●申し込み方法:以下のいずれか(予約優先)
Facebookイベントページへの参加表明
Eメール: mintkansai@gmail.com
電話: 090-4273-4591(大音/おおと)

☆実施済みの講座
第3回 6月25日 「イタリア」(講師:高橋 進さん)
第2回 5月28日 「ドイツ」(講師:小野 一さん)
第1回 4月23日 「スウェーデン」(講師:渡辺博明さん)

活動報告:関西:5/28 連続講座第2回「ドイツ」

5月28日(日)、連続講座「原発からみる民主主義」〜チェルノブイリと福島の事故をうけたヨーロッパ各国の選択〜の第2回「ドイツ」編を、工学院大学の小野一教授を講師に招き、大阪市内のSALTVALLEYで開催しました。

主催の当会、関西メンバーからの報告を下記に掲載します。



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連続講座第2回「ドイツ」にお越しくださり、ありがとうございました!

会場はありがたいことに満席となり、少々窮屈になってはしまいましたが、小野先生から私たちへの問いかけを含んだ講義の内容が、参加されたみなさんの持っている意見を掘り起こし、活発な議論の場になりました。

まずはドイツの政治状況について説明され、1980年代にスタートした緑の党の存在が、結果的に福島原発事故後の脱原発路線に影響していると分かりました。

チェルノブイリ事故により社会民主党が、福島事故により保守政党であるキリスト教民主社会同盟もが脱原発路線に変更し、結果としてメルケル首相の脱原発発言に繋がります。

福島事故後2011年に緑の党の州首相が誕生し、脱原発世論の高まりを受け、選挙対策のために政策転換されたのではないかと言われていました。

講師の小野先生は「原発には反対だが、それを国民投票で決めることには懐疑的な立場」。

常に私たちに問いを投げかけながら講義してくださることで、会場全体の意見交換が活発になりました。違う意見であっても伝え合い、議論する機会をつくれたことは、「原発」国民投票の会ならではの場となったように思います。

「あなたはなぜ、原発に反対するのですか?」

「もし国民投票の結果、自分の望まない結果になったとき、あなたはどうしますか?」

ご参加くださり、ありがとうございました。
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次回、「原発からみる民主主義」の第3回は、「イタリア」編です。6/25(日)14時から、龍谷大学の高橋進教授を講師に招いて神戸市内でを開催します。申し込み方法など詳細は、こちらをご覧ください。

6/25:(関西)連続講座「原発からみる民主主義」第3回・イタリア

★連続講座★「原発からみる民主主義」
~チェルノブイリと福島の事故をうけたヨーロッパ各国の選択~

チェルノブイリや福島の事故をうけて、世界各国はどのような選択をしているのだろうか。
私たちがいますべきこととは、なんだろう。

原発の是非を問う国民投票の実施を求めて活動している市民グループ・「原発」国民投票は、関西で連続講座を開催中です。書籍『脱原発の比較政治学』執筆者の先生方をお迎えして、ヨーロッパ各国の事例について講演していただき、原発政策と民主主義について議論を深めます。

第3回「イタリア」
2度の国民投票で、一貫して脱原発を選択したイタリア。原発国民投票によって、初めてイタリア国民は、自らの力で政策転換を可能にしたという点で、民主主義の観点からも注目すべき国民投票だったといえます。

イタリアでは、原発問題はどのように扱われ、国民の意識の変化があったのか。ポピュリズム政治と言われるベルルスコーニ政権の推進路線にも屈することなく国民運動へと広げ、国民の意思が反映できたのか、その背景を学びます。

高橋 進(たかはし・すすむ)

龍谷大学法学部教授(西洋政治史)
『イタリア・ファシズム体制の思想と構造』法律文化社、1997年、「イタリア──レファレンダムの共和国」坪郷實編著『比較・政治参加』ミネルヴァ書房、2009年、『ポピュリズム時代のデモクラシー』(共編著)法律文化社、2013年ほか。

日時 : 6月25日(日)
開場13:30/開始14:00 (16:00 終了予定)
●会場:神戸市立兵庫勤労市民センター 第8会議室
http://www.kobe-kinrou.jp/shisetsu/hyogo/index.html
(神戸市兵庫区羽坂通4-1-1 (JR兵庫駅 山側すぐ))

料金:500円(資料代)
申し込み方法:以下のいずれか(予約優先)
Facebookイベントページへの参加表明
Email:mintkansai@gmail.com
電話:090-4273-4591(大音/おおと)

☆今後の予定
第4回 7月23日 「フランス」(講師:畑山さん)/場所:調整中

☆実施済みの講座
第2回 6月25日 「ドイツ」(講師:小野 一さん)
第1回 4月23日 「スウェーデン」(講師:渡辺博明さん)