5/28 「原発」国民投票法の制定を求める請願署名提出のご報告

5月28日(木)、私たち、市民グループ<みんなで決めよう「原発」国民投票>は、これまでに収集した約16万5千筆の署名のうち、5万2千143筆を国会(衆参両院)の請願署名として提出すべく、紹介議員の事務所に手渡しました。これは、3.11以後に初めて提出される、原発の国民投票を求める国会請願となります。紹介議員には、5党から以下の12人になっていただきました(以下には、議員と一緒に撮影した写真を掲載します)。

【衆議院】
河野太郎(自民)、阿部知子、逢坂誠二、近藤昭一、鈴木克昌、横路孝弘(以上、民主)、玉城デニー(生活)

【参議院】
相原久美子、徳永エリ、福山哲郎(以上、民主)、又市征治(社民)、山田太郎(元気会)

阿部知子議員

阿部知子議員

逢坂誠二議員

逢坂誠二議員



徳永エリ議員

徳永エリ議員

福山哲郎議員

福山哲郎議員

鈴木克昌議員

鈴木克昌議員


請願署名を議員に託した後、同日16時半からは、衆議院第一議員会館内で記者会見兼集会を開き、請願署名の報告を行いました。運営委員長の鹿野からの説明の他、北海道、東京、神奈川、大阪、兵庫の各地域の当会の中心的なメンバーがリレートークを行い、「いま何故『原発』国民投票が必要なのか」を強く訴えました。

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記者会見兼集会には、福山哲郎議員(民主党)と、徳永エリ議員(民主党)の秘書の方にご参加いただき、その場で発言をしていただきました。また、山田太郎議員(日本を元気にする会)からのメッセージが読み上げられました。

記者会見の模様は、共同通信と東京新聞に記事にしていただきました。また、IWJ (Independent Web Journal)には生中継をしていただきました。
【IWJ会員限定】第二次署名提出と院内集会(動画)

【共同ニュース】原発稼働の是非「国民投票で」 市民団体が5万人署名提出

【東京新聞】「原発是非で国民投票を」 署名16万筆集まる

記者会見の終了後には、運動の今後の進めた方について議論が行われ、「原発」国民投票を支持する国会議員を増やすための具体的な方策について意見交換をするとともに、原発立地および周辺地域における「原発」住民投票の実現を目指す方針を確認しました。

会で撮影した記者会見の動画を公開します。ぜひご覧ください。

事務局からのお知らせ(2015-5A)

今日、規制委員会が伊方原発の事実上の審査「合格」を出しました。
川内、高浜に続く3例目です。また、川内原発の再稼働は7月末に
なるのではないかと言われています。

大阪市では、日本で最大規模の住民投票が行われ、大阪市民が
自らの運命を自らの手で決しました。私たち日本国民も、
原発稼働の是非という最重要課題を、国民投票で決めるべきです。

世論調査で一貫して脱原発の民意が示される一方、
政府が原発推進の姿勢を隠さなくなってきた今、
「原発」国民投票の必要性はますます増しています。

5月28日(木)に、請願署名を提出します。
「原発」国民投票の実現に向けて、ここから
会としての活動をさらに強めていきます。

以下6点をお知らせします。

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■Topics
(1) 第二次署名提出(国会への請願署名)と院内集会の開催
(2) 大阪市住民投票の活動報告
(3) 岩波ブックレット『原発 誰が決めるのか』出版のお知らせ
(4) 統一地方選 30キロ圏内候補者への公開質問状
(5)【神奈川】「原発」国民投票説明会&座談会
(6)【千葉】「第4回うらやすドキュメンタリー映画祭2015」

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(1) 第二次署名提出(国会への請願署名)と院内集会の開催
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2012年6月に第一次署名提出を行ってから、早3年が経ちました。
第二次署名提出を、今回は請願署名として国会に提出する
運びとなりました。

署名提出後の院内集会を以下の日時に行います。

〇日時 2015年5月28日(木)
16:30~(受付開始:16:00)
〇会場 衆議院第1議員会館 第5会議室

申込など詳細はこちらから⇒

5/28 第二次署名提出と院内集会開催のお知らせ


平日の昼間の開催となりますが、ぜひご参加ください。
また、当日のスタッフとして参加できる方も募集しています。
スタッフとなって頂ける方は、下記メールアドレスまで
ご連絡ください。

e-mail :info@gkokumintohyo.com

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(2) 大阪市住民投票の活動報告
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みんなで決めよう「原発」国民投票・関西チームでは、
(大阪市を廃止して)5つの特別区を設置する住民投票について、
賛否両論の意見を記載したA4一枚のチラシを作成し、
投票日まで精力的に街頭で配布しました。

チラシはこちらからご覧いただけます ⇒

大阪市住民投票:賛否両論を掲載したチラシを配布し、投票を呼びかけ

人口200万超という、大規模な住民投票でした。
「原発国民投票を行ったらどうなるんだろう?」
と想起された方も少なくないと思います。
広報やテレビCMの問題、討論・熟議についてその他、
ぜひみなさんのご意見を下記メールアドレスまで、
お聞かせください。

e-mail :info@gkokumintohyo.com

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(3) 岩波ブックレット『原発 誰が決めるのか』出版のお知らせ
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昨年夏に行われた、当会主催のシンポジウム
「原子力政策をどう決めるか 福島原発事故をきっかけに」
の内容が岩波ブックレットとして刊行されました。
当会共同代表の宮台真司さん、杉田敦さんも、討論
されています。
たくさんの方にお読みいただけましたら幸いです。

本の詳細はこちらから⇒

岩波ブックレット『原発 誰が決めるのか』 出版のお知らせ

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(4) 統一地方選 30キロ圏内候補者への公開質問状
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4月12日投票の統一地方選挙での、鹿児島県・福井県・
京都府・滋賀県の原発30キロ圏内市町村を含む選挙区の
候補者77名に、公開質問状を送付しました。
設問と寄せられた回答は、下記をご覧ください。

2015年 統一地方選挙 原発30キロ圏内(鹿児島・福井・京都・滋賀)選挙区候補者への公開質問状への回答

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(5) 【神奈川】「原発」国民投票説明会&座談会
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5月24日(日)14時から、神奈川県川崎市の
高津市民会館で「原発」国民投票の説明会&座談会
を行います。

講師として、当会運営委員長の鹿野の他、
飯田泰士さん(今年2月にえにし書房から
『原発国民投票をしよう!原発再稼働と憲法改正』
を出版され、憲法・選挙・医療に関する法制度が
ご専門の研究者)をお招きします。

申込など詳細はこちらから⇒

活動予定(国民投票)

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(6)【千葉】「第4回うらやすドキュメンタリー映画祭2015」
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千葉県では、同映画祭に協賛し、開催当日、参加者のPR、
リーフレット配布を行います。
お近くの方は、是非お越しください!

協賛イベント名:「第4回うらやすドキュメンタリー映画祭2015」
・映画祭開催:6月20日~21日(プレ祭:6月13日)

詳細はこちらから⇒

活動予定(国民投票)

 

5/28 第二次署名提出と院内集会開催のお知らせ

 市民グループ<みんなで決めよう「原発」国民投票>では、原子力発電の是非に関する国民投票、住民投票の実施を求める活動を続けております。当会は2011年6月の設立以来、既存の組織の力を借りず、会員・賛同人がたくさんの方々に直接呼びかけ、原発国民投票の必要性を説明し、一筆一筆、これまでに約17万筆の署名を集めてきました。今回、2012年6月の第一次署名提出後に集めた署名分(約5万筆)を、請願署名として国会へ提出することになりました。 

 福島第一原発の事故後、これまでの原発政策の反省が求められるようになり、これから原発政策、エネルギー政策をどうしていくべきかについて、激しく意見が対立しています。多くの世論調査は、原発再稼働について慎重な民意を継続的に示しています。一方、選挙の信託を受けた安倍政権は、原子力規制委員会の審査を受ける形で、引き続き原発を利用していく姿勢を見せており、7月末には川内原発が再稼働するとも言われています。原発稼働の是非という重要な課題について国民投票を実施して、民意がどこにあるのかを明らかにする意義は大きいと考えます。
  
〇日時 2015年5月28日(木) 16:30~(受付開始:16:00)
〇会場 衆議院第1議員会館 第5会議室
〇プログラム
   第一部:記者会見 兼 集会 (16:30~17:30)
      ・会の概要、署名提出のご報告、紹介議員の方々のご紹介
      ・全国各地の署名者によるリレートーク
        ~なぜ原発国民投票が今、必要だと考えるのか
      ・質疑応答
   第二部:集会 (17:30~18:30)
      ・各政党へのはたらきかけ・意見交換の現状
      ・当会提案の原発国民投票法案(市民案)のポイント
      ・原発住民投票への取り組み~これまでとこれから

〇申込方法(予約制)
   件名を「院内集会参加希望」
   として、前日までにメールでご連絡ください。
    ⇒ E-mail:info@gkokumintohyo.com
   
   小さな会議室で定員がありますので、必ず事前申込みをお願いします。
   プレスの方も、入館証がない場合は事前の申込みが必須になります。
   
   ※当日のスタッフが不足しています。
    スタッフとして動ける方は、その旨ご連絡いただけると、ありがたいです。   

   ※16時~16時40分まで、ロビーにて入館証を配布します。
    16時40分以降はスタッフはロビーにいませんので、時間厳守でお願いします。 
   
   ※記者会見の間、質疑はメディアの方優先となります。
   ※いずれも、どなたでも同席いただけます。

〇お問い合わせ
   電話:090-8564-5882(担当:鳥海) *留守番電話のときはメッセージをお願いします。
   (当日連絡先:070-5369-9707)

会員・賛同人からのメッセージ集(2015年4月分)

(会としては 原発「反対」または「賛成」を打ち出してはいません。
賛同人個々人が、それぞれの思いを抱いて運動に参加しています)

新しく会員登録・賛同人登録された方々から メッセージをいただいています。

一部ご紹介させていただきます。

ひとつひとつ、すべてが個人の方々のご意見です。

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原発は、反対です。
これまで、万に一つのケースは、想定されずに、対策を行ってきませんでしたが、原発については、万に一つのケースも想定して、対策を行う必要性がはっきりました。
こんなものは、もういりません。
子供・孫、もっと先の子どもたちにこんなものの後始末を
させる訳にはいかないです。

もう少し、自分の行いがどのような影響をあたえるのか、
自覚する必要があります。
(埼玉県・Sさん)

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国を動かせるのは国民全体でなければいけないと思います。
私たちの選んだ代表が国民全体の利益を考えられないならば、国民自らが正すしかないでしょう。
一人でも多くの人に活動の輪が広まりますように。私も行動していきます。
(東京都・Sさん)

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原発の事故後ずっと気になっていることでした。
人の手に負えないものなのに、という気持ちが日ごとに強くなるばかりです。
まだまだ勉強不足ですが、今後も考えて、できることを行動にしようと思いました。
(神奈川県・Yさん)

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現状を直視し、自分達にとって大切な事は、人任せにしないで、自分達で決めていく、そしてその責任を自分達で取る。これが主権在民というものでは無いでしょうか。
(千葉県・Kさん)

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ひとつひとつ、すべてが個人の方々のご意見です。

賛同人のみなさま、メッセージをありがとうございます!

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岩波ブックレット『原発 誰が決めるのか』 出版のお知らせ

岩波ブックレット『原発 誰が決めるのか』 出版のお知らせ

昨年夏に行われた、当会主催のシンポジウム「原子力政策をどう決めるか 福島原発事故をきっかけに」の内容が岩波ブックレットとして刊行されました。当会共同代表の宮台真司さん、杉田敦さんも、討論されています。たくさんの方にお読みいただけましたら幸いです。

吉岡斉(著)、寿楽浩太(著)、宮台真司(著)、杉田敦(著)
『原発 誰が決めるのか』(岩波ブックレット)
2015年5月9日発行、定価(本体580円+税)
https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/27/6/2709250.html

「脱原発」を求める多数の声があるのに,政策の決定過程には反映されず,福島原発事故以前の原子力政策への回帰が進められている.政策を実際に決めているのは誰であり,本来は誰であるべきなのか.専門知識が求められる問題に,私たちはどう関わっていけるのか.科学技術政策を専門とする二氏の報告と,討論を収載. [岩波書店HPから]

[目次]
第一章 原発政策はなぜ変えられないのか 吉岡 斉
第二章 どの価値を大事にしたいかという議論から始める 寿楽浩太
第三章 〔討論〕 いま,必要な議論は何か――「原発推進」対「原発反対」を超えて
吉岡 斉・寿楽浩太・宮台真司・杉田 敦

2015年5月17日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:活動予定

大阪市住民投票:賛否両論を掲載したチラシを配布し、投票を呼びかけ

みんなで決めよう「原発」国民投票・関西チームでは、(大阪市を廃止して)5つの特別区を設置する住民投票について、賛否両論の意見を記載したA4一枚のチラシを作成しました。

作成したチラシは、5月9日に天王寺歩道橋で200枚を配布し、5月10日のアースデイはまでらで100枚を配布。同時に、みなさんに投票への参加を呼びかけました。

天王寺の街頭では、「賛否両論を記載しました」という声に反応して、通り過ぎてから戻って来て受け取ってくれた方が少なからずいました。これは配布メンバーのほとんどが得た実感です。

一枚のチラシに、全ての事柄、意見をまとめることはできませんが、このチラシを受け取った方が、このことも一つのきっかけとして、賛否両論の意見をさらに調べて、また考えを深めて頂ければと思います。

*下記画像をクリックすると、PDFファイルが開きます。PDFは、どちらの画像をクリックしても同じものが表示されます。

*「関連サイト紹介」のURLには、下記リンクからアクセスできます。
原発国民投票・関西「大阪市廃止特別区設置住民投票の関連サイト」

osaka_517_omote

osaka_517_ura


チラシに「日本で最大の住民投票」とありますが、これは誤報でした。過去最大の住民投票は1950年に東京で行われた「首都建設法」の是非を問う住民投票。今回の大阪市における特別区設置住民投票はそれに次ぐものです。(http://gohoo.org/15052001/)