会報「ミント(MINT)」第7号発行のお知らせ

みんなで決めよう「原発」国民投票の会報『ミント(MINT)』の第7号を発行しました。

2016年10月2日発行の『ミント(MINT)』です。会員のみなさんに発行していますが、どなたにもご覧いただけるようPDFファイルを掲載しました。ぜひ、ご一読ください。また、ご意見・ご感想をお寄せいただけると幸いです。

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会報ミント第7号(PDFダウンロード)

目次は次のとおりになります。

・英国EU離脱、その衝撃と投票に至る経緯
 現地取材レポート(大芝健太郎)
・第24回参議院選挙 
 公開質問状の回答結果
・原発をめぐる各地の状況
 (伊方・川内・新潟)
・図書紹介
 『科学不振の時代を問う:
  福島原発災害後の科学と社会』
 2016年5月刊行、合同出版
 島薗 進・後藤 弘子・杉田 敦編 
・交流団体紹介
 (対話の会・都民投票の会)
・活動報告・アースデイ東京
・東海・地域の活動状況と告知
・編集後記

会報「ミント(MINT)」第6号発行のお知らせ

みんなで決めよう「原発」国民投票の会報『ミント(MINT)』の第6号を発行しました。

2016年4月2日発行の『ミント(MINT)』です。会員のみなさんに発行していますが、どなたにもご覧いただけるようPDFファイルを掲載しました。ぜひ、ご一読ください。また、ご意見・ご感想をお寄せいただけると幸いです。

MINT6-WEB会報ミント第6号 前半(P1-P7)
会報ミント第6号 後半(P8-P12)

今号の特集は、伊方原発稼働の賛否について住民投票を直接請求した八幡浜の運動についてです。

目次は次のとおりになります。

前半
・特集:伊方原発再稼働 八幡浜住民投票
 応援レポート「大事なことは私たちにも決めさせて」
 意見陳述(市民の会共同代表 遠藤さん)
 解説「私たちが決める」直接請求の経緯と意義

後半
・総会報告:初の東京以外での総会開催
 ワークショップ:模擬「原発」国民投票をしよう!
・各地の活動状況リポート
・新体制/新運営委員紹介
・編集後記

[4/20東京新聞掲載] アースデイ東京での模擬国民投票

東京新聞に、アースデイ東京2014で当会が実施した模擬国民投票(シール投票)についての記事が掲載されました。

〇2014年4月20日(日)東京新聞 朝刊

「エネ計画 あなたの賛否は 市民団体、都内で模擬国民投票」(東京新聞のサイトに移動します)

20140420tokyo-shinbun

(↑クリックすると拡大表示されます↑)

なお、最終的な集計結果は、当会のレポート<「アースデイ東京2014」でエネ計画の是非を問うシール投票を実施>からお読みいただけます。

2014年4月23日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ニュース 資料

9/7 「POWER TO THE PEOPLE ~住民投票のバトンをわたそう」を開催しました(動画)

シンポジウム
POWER TO THE PEOPLE
~住民投票のバトンをわたそう~

2013年9月7日(土)、市民グループ<みんなで決めよう「原発」国民投票>は、東京・千代田区のYMCAアジア青少年センターでシンポジウム「POWER TO THE PEOPLE ~住民投票のバトンをわたそう~」を開催しました。会場に足を運んでくださったみなさま、またIWJで生中継を観てくださったみなさま、大変ありがとうございました。

前半では、日本で初めて住民投票が行われた新潟県巻原発(1996年)、巨大公共事業を問うた徳島県吉野川可動堰(2000年)、そして今年5月に行われた小平市都市計画道路を巡る住民投票(2013年) ~ 3つの住民投票運動のリーダーからそれぞれの運動について報告が行われました。

また報告の前には、観客として参加していた國分功一郎(哲学者、高崎経済大学経済学部准教授。小平の住民投票運動に深く関わる)さんにお願いをして、スピーチをしていただきました。

後半のパネルディスカッションでは、3人の報告者に当会の共同代表である杉田敦、宮台真司の両氏が加わり、住民投票のパワーと展望について語っていただき、会場からの質問も交え、活発な議論が行われました。

Ustreamアーカイブで動画を公開しております。住民投票だけでなく、市民運動・市民政治について考えたい全ての人にお勧めできる、充実した内容となりました。是非ご覧ください。


・総合進行 金子あいさん(俳優・アーティスト)

【Ustream動画:前半】



Video streaming by Ustream

・開会の挨拶 杉田敦さん(政治学者・法政大学教授、当会共同代表)
・スピーチ 國分功一郎(哲学者、高崎経済大学経済学部准教授)

・講演 笹口孝明さん(元「巻原発・住民投票を実行する会」代表、元巻町長)
・講演 村上稔さん(元「第十堰住民投票の会」事務局、元徳島市議)
・講演 水口和恵さん(「小平都市計画道路に住民の意思を反映させる会」共同代表)


【Ustream動画:後半】



Video streaming by Ustream

・パネルディスカッション「住民投票のパワーと展望を検証」
 パネリスト 笹口孝明さん/村上稔さん/水口和恵さん/
                  宮台真司さん(社会学者・首都大学東京教授、当会共同代表)/杉田敦さん
 コーディネーター 稲田素子さん(みんなで決めよう「原発」国民投票 事務局)

・閉会の挨拶 宮台真司さん

資料:「核」、「原発」にかかわる住民投票の動き

 日本でこれまで地方自治体の議会に提案された「原発」にかかわる住民投票条例案と、その議案がどうなったかを一覧にしています([国民投票/住民投票]情報室調べ)。
 
「核」、「原発」にかかわる住民投票の動き(pdf 71kb)

2012年12月12日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:ニュース 資料

枝野幸男(経産大臣)、「原発」国民投票について熱く語る!">枝野幸男(経産大臣)、「原発」国民投票について熱く語る!

枝野幸男(経産大臣)
「原発」国民投票について熱く語る!
 
枝野氏はBSフジの『プライムニュース』で
「民主主義の、本来の原則は直接民主主義…」と発言。
「原発」国民投票に懐疑的なキャスターの突っ込みも正面から受け止め、
更に重ねて直接民主制の意義を説いています。
枝野幸男が好きな人も嫌いな人も、これは必読です!
 
pdfファイル(125KB)

2012年6月20日 | コメント/トラックバック(1) |

カテゴリー:ニュース 資料

(2012年憲法記念日に寄せて)形骸化した国民主権を実質的なものに

(時事通信社に寄稿し、時事通信社が配信したものに加筆しました)

(2012年憲法記念日に寄せて)

 

形骸化した国民主権を実質的なものに

 

本会事務局長 今井 一

 
 関西電力大飯原発の再稼働をめぐる政府の道理なき強引な姿勢が、国民の不信感を日に日に募らせている。再稼働の決定権は法制度的には内閣総理大臣にある。だが、原発については国会議員という代理人や彼らが選んだ首相に委ねることなく、国民投票によって(実質的に)主権者が直接決定するのが道理ではないか。
 そう考え、3.11の後に仲間と共に[みんなで決めよう「原発」国民投票]というこの市民グループを結成。詩人の谷川俊太郎氏やコラムニストの天野祐吉氏ら多数の賛同者を得て、「原発」国民投票を実現させるための運動を展開している。一部、誤解があるので記しておくが、この運動は会としては、反原発を達成することを目的としてやっているのではない。憲法3原則の一つ「国民主権」をより豊かなものとするために行なっているのだ。
 「主権」、すなわち国家の政治を最終的に決定する権利は私たちにある。だが、原発についてはその国民主権が形骸化していると言わざるを得ない。
 現在の日本において、原発に関する国民の意思が、国政選挙によって政治や行政に真っすぐ反映されることは稀である。例えば、前回の衆院選挙において東京1区(千代田区、新宿区、港区)では海江田万里氏が当選し、惜敗した与謝野馨氏が比例代表で復活当選している。2人は共によく知られた原発推進派であり、次の総選挙では、両人に加え自民党からも推進派の候補者が出馬する。このうちの誰かが当選する可能性が高く、反原発を掲げる共産、社民両党からの当選は難しい情勢にある。
 では、この選挙区の有権者の多数が「原発存続」を是としているのかといえば、そんなことはない。報道機関による世論調査の結果通りだとすれば、調査に応じた過半数の人が、原発は即刻あるいは段階的に廃止すべきだと考えており、それが主権者の多数意思だと言える。にもかかわらず、選挙ではその意思を否定する人が当選する。これは東京1区に限ったことではなく、原発については、全国のほとんどの選挙区で同じような「ねじれ」が生じるのだ。選挙は、いくつかの政策のパッケージを考慮して投票先を決めるものだから、どうしてもこのような「ねじれ」が起きることになる。
 こうした重要課題についての「ねじれ」を回避し、国民主権の形骸化を防ぐには、議員に委ねることなく、個別の案件について主権者に直接問う国民投票を実施するしかない。
 子ども手当や高速道路の無料化など、一般的な政策課題の方向性については、政府や国会に委ねてもいいだろう。だが、「原発」をどうするのかという課題は、軍隊を持つのか否か、交戦権を認めるのか否かを問う「9条改憲」と同様この国や世界の行く末に多大な影響を及ぼす重要な課題だ。その決定を野田佳彦氏であれ誰であれ、首相ら一部の政治家に委ねるわけにはいかない。
 9条など憲法改憲については国会議員に発議権はあっても決定権がなく、国民投票で決める規定(憲法96条)になっているが、原発の問題は憲法事項ではなくこれには当たらない。だが、原発の是非は最重要課題なのだから、かつてスウェーデンが行なったように、政府が「結果を最大限尊重する」という約束の下に行なう諮問型国民投票で決めるべきではないか。
 欧州を中心に世界中で1150件以上の国民投票が実施されているのに、日本はまだ一度もその経験がない。機は熟した。「原発」は最良のテーマだと考える。これを行い、「原発」についての最終決定権、国民主権を私たちの手に取り戻そう。

2012年5月8日 | コメント/トラックバック(0) |

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イタリアの日刊紙に私たちの運動のことが紹介されました

 イタリアの日刊紙「イル・マニフェスト」(4月8日付)に私たちの運動のことが紹介されました。
 
オリジナル
日本語版
 
※日本語版は、イタリアの読者を想定したオリジナルの純粋な和訳ではなく、固有名詞の引用や説明の有無などに若干のちがいがあります。

2012年5月1日 | コメント/トラックバック(1) |

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